[14]夫家族と遺産トラブル|笑顔で決定打「私たちもう離婚成立してますから」夫の反論には意味がない

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前回のお話

不慮の事故で父親を亡くしたシノブさんは遺された母親を心配し、葬儀の後もしばらくは実家に。幼馴染のミホさんとミホさんのお母さんの心強いサポートもあり、母親も気丈に振る舞うように。義両親は葬儀にもかかわらず、会社役員だったシノブさんの父親の遺産や慰謝料などお金の話ばかり。ある日突然ナオヤさんが実家を売ってマンション購入を提案するも、「うちを頼ることは絶対にないくらいある」とシノブさんの言葉に驚くナオヤさん。それから一週間後、自宅にはまた義両親が!遺産がかなり入るから、みんなで住む家を建てたらと言い出す義母に反論すると猛反発。「同居とかありえないから」シノブさんが冷たく言い放つも、呆れたシノブさんが家を出て幼馴染のミホさん家に駆け込むと、それから少ししてシノブさんのお母さんの家に、ナオヤさん家族が向かっていると言われソワソワ。ミホさんのお母さんが撮ってくれた動画を見ると、ナオヤさん以外の義家族3人が家の前に立ちはだかる姿が!警察を呼んで何とかなったものの、ナオヤさんに「話があるから」と言いシノブさんが自宅に帰ると、「とうとう決心したんでしょ」とナオヤさんが一言。家も建てないし同居もしないと言うと、こっちも我慢の限界と離婚届をヒラヒラさせ、「ナオヤの考えはわかったよ」と言うと、すかさず義家族で新しい家の構想を立てだすのを見て、「私、実家に戻るね」と言い、義家族を後に自宅を出たのでした。

1話目から読む

「家の話?順調に進めてますよ。もう購入済です」夫への説明は不要

「ナオヤの考えはわかったよ」と言うと、自分達の意見が通ったとばかりに、新しい家について話し合う義家族たち。「やっぱり親孝行ってとても大切なことだね。私、これから実家に戻るね」と言うのもちゃんと聞かず、全て自分都合で捉え出しました。

それから一週間後。
がらんとした家の中を見て「・・え?」と驚くナオヤ。クローゼットをみても、キャビネットを見ても荷物はもぬけの殻。

慌てて電話をかけ、「もしもしシノブ?どうなってるんだ??」と言うと、「あら、ナオヤさん。何か御用ですか?」と冷たい声が。「ふざけないでくれ。自分の荷物持って行ったのか?家の話はどうなってるんだ?」とまくしたてると、

「家の話?ご心配いただかなくても順調に進めてますよ。もう購入済みです」と私が言うと、「はぁ?俺、何も聞いてないぞ」という言葉に、「・・ナオヤさんに説明する必要、あります?」と言うと、

「何言ってんだよ。俺たちが住む家なんだ、あるに決まってるだろ?」ナオヤにそう言われ、「馴れ馴れしく名前で呼ぶのもやめてもらえません?」と冷静に言うと、

「は?」と言い返すナオヤに、「私たち、もう離婚成立してますから」と笑顔で言うと、「どういうことだよ!認めないぞ」と反論が続きました。

シノブさんが家を出て一週間が経った頃、ナオヤさんがふと気がつくと、家の中ががらんと・・。シノブさんのクローゼットもキャビネットも荷物が何もない事に気づいて驚くナオヤさんがシノブさんに電話すると、もうすでに家も購入し話も進めていると答えるシノブさんに「俺何も聞いてないぞ」と激怒!「ナオヤさんに説明する必要あります?」と「馴れ馴れしく名前で呼ぶのもやめてもらえません?私たち離婚成立してますから」と笑顔で言うシノブさんに反論するナオヤさん、これまでやりたい放題だったツケが回ってきそうですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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