[4]市松人形がますます見てる|夫に電話「泥棒入ったかも」訴える私に絶対家に入るなと止める夫

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前回のお話

園田家には代々伝わり床の間に飾られている市松人形のいちまさんがいて、とても大切にしていました。ある夏祭りの日のこと。友達と3人で夏祭りに行くユカちゃん達に、夫マサルさんが付き添うことになり、妻マキさんと息子ソウスケくんはお留守番することに。床の間にいるいちまさんに、「後でユカがりんご飴かなんて買ってくるんじゃないかな」と呟くマキさん。その後、せっかくだからと盆踊りを見に行くと、ユカちゃんが駆け寄ってきてビックリ!「いちまちゃんにあげるりんご飴もあるよ!」と嬉しそうに差し出すのを見て、「やっぱり・・」と思わず笑顔になりました。その後盆踊りを見に行ったマキさんは山本さんと義母に会い、その後ユカちゃんたちの盆踊りを見ていると、ソウスケくんが泣き出し、お腹が空いたのかと急いで家に帰ることに。やっと家に到着すると、「あれ?玄関の扉が開いてる・・?」と驚き、そっと近づくと何やら男性の話し声が。恐ろしくなってマサルさんに電話するも繋がらず。ソウスケくんの泣き声に気づいた男性が近づいてきて絶対絶命のマキさんは、「あれ・・?」男性の気配がなくなったかと思うと、叫び声をあげて家から逃げて行くのが見えました。

1話目から読む

「祭りの時間を狙った空き巣かも」夫と一緒に来た警官の考察に震える

玄関が開いているのを見て怖くなり、夫に電話するも全く繋がらず、恐る恐る家の裏側から中を探ろうとすると、ぼんやり人影が!「誰かいる!!ど・・泥棒?」と動揺していると、ソウスケが大きな声で泣き出し、「誰かいるのか!?」と言われて絶対絶命!すると、突然驚いた声が聞こえ、「うわあああああ!!」とふすまを突き破って逃げてくる男性の姿が見えました。

その後、夫に電話して「どうしたの?何かあった?」と驚く夫に「ま、マサルさん・・ど・・泥棒入ったかも」と言うと、「ええっ!?す・・すぐ帰るから絶対家に入らないで!!」と言われました。

不安で不安でたまらないなか、ソウスケをギュッと抱きしめてしゃがんでいた私。
すると、「マキ!!」と息を切らしながら走って来る夫の姿が!「ま・・マサルさん」と言うと、夫の後ろに警察の方がいて「大丈夫ですか!?」と言ってくれているのが見えました。

「はぁ~怖かった・・」少しホッとしてそう言うと、「大丈夫?お祭りに警察の方も見回りに来てたから、一緒に来てもらったんだ」と夫が言い、「園田さん、中を拝見しますね」警察の方がそう言って家の中へ。

荒らされた部屋の中を見回して、「これは・・祭りの時間を狙った空き巣かもしれませんね・・」と言いました。

それを聞いて、「鉢合わせするとこだった・・」と一気に力が抜けてしまい、しゃがみ込む私に、「とにかく二人が無事で良かった・・!」とホッとする夫。

すると、「マキ!!ソウスケ!!」と父が大きな声で現れ、母も一緒にやって来て、「ユカは今晩エリコちゃん家に泊めてもらうことにしたから」と言うのを聞いて、「ありがとう。助かる・・」となんとか答えたのでした。

叫び声をあげて家から逃げて行った2人の男性を見て「泥棒入ったかも」と夫に必死に伝えるマキさん。助けに駆け付けたのは夫と警察官でした。空き巣だろうと言われ、鉢合わせしなくてよかったと力が抜けるも、父と母にユカが友達の家に泊まると言われ、少しホッとしたマキさん、恐ろしい出来事があると、不安や恐怖はなかなか消えませんよね。


※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
暴れん坊男児2人に振り回されるサラリーマンパパ

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