[9]義実家帰省がイヤすぎる|到着時間をミスった夫が義母にはシレッと嫁のせいと報告

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前回のお話

年4回の義実家への帰省を「しんどい」と感じている花さんは、小さな子ども二人を連れて片道6時間の列車の旅が大変なことと、交通費とお土産代で毎回17万円近くかかるため家計が赤字続きなこと、そして義母に頼まれる大量のお土産選びを大変だと感じていたからでした。ある日義母からお土産のダメ出しがあり、「もっとずっしりして見栄えがするお菓子にしてちょうだい」と言われたことから、それ以降こじらせないよう指定の数のお土産を買っていくことに。そしていよいよ帰省当日。帰省ラッシュでほぼ満席の新幹線のなか、大はしゃぎする子どもたちに静かにするように伝えるも、男性に文句を言われてしまい、驚いた子どもたちが大きな声で泣き出す始末。慌てて花さんが謝るも、子どもたちは泣き止まず、夫ひできさんに助けを求めるも何と他人のふり!席にはいられず、子どもたちとデッキに移動した花さんは呆然。何とか駅に着いた後、ひできさんを問い詰めるもはぐらかすだけ。その後、電車を乗り継いで最寄り駅に到着すると、迎えに来てくれてるはずの義母がいない。どうやらひできさんが1時間時間を間違えていたことが判明し、その後、車で15分の場所にあるカフェに行くためにタクシーに乗り、「また無駄な出費が・・」とがっかりしたのでした。

1話目から読む

「お~い!こっちこっちおまたせしたわね~」颯爽と登場する義母

ひできの実家の最寄り駅は1時間半ほどかかる山の中。駅のベンチで義母の迎えを待つのかと詰め寄ると、「車で15分の場所にカフェがある」と言い出し、「歩くと何分になると思ってんのよ!?」と怒りながら言うと、「じゃ、タクシーで!」とひできさんが即答。「また無駄な出費が・・」とため息しか出ませんでした。

タクシーに乗りカフェにやって来た私たち。休憩していると、「あ、母さん着いたって~」ひできが言い、外に出ることに。
「お~い!こっちこっち!おまたせしたわね~」と手を振って立っている義母が言いました。

「こんにちは!お久しぶりです~。すみません。こっちの方まで来てもらって・・」と頭を下げながら言うと、

「もう~花さん!時間間違えたんだってね~」と義母に笑いながら言われ、

そのまま子どもたちのいる所へ。
「はあば~」「はぁい」と楽しそうなやりとりをする義母の背中に向かって、「アハハハ・・私じゃなくて、あなたの息子さんがね!!」と心の中で呟いたのでした。

駅から車で15分の所にあるカフェで義母を待っていると、少しして到着。花さんが挨拶すると、「花さん!時間間違えたんだってね~」と義母に笑いながら言われて呆然とした花さん。「私じゃなくてあなたの息子さんがね!!」と、心の中だけでなく、直接義母に言いたいですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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