[4]勝手に合鍵を作った義母|我が家に私物の置き場所を探す義母の話は意味が分からなすぎてスルー。

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前回のお話

いつものように保育園のお迎えから娘ヒナちゃんと帰宅すると、「お帰り」とリビングに義母が上がり込んでいるので驚いたアキさん。同居していないのに、どうやって入ったのか聞くと、むしろ驚いているアキさんに不思議な顔をしながら、夫ヒロムさんに鍵を借りた時に作った合鍵を作ったと言うので、何も聞いていなかったアキさんはますます驚きました。「そんなことより」と、義母は夕飯の献立を聞いてきました。アポなし訪問どころか勝手に家に上がり込み、冷蔵庫にあったヒナちゃんのジュースを全部飲んでしまい、さらに夕飯も食べて行く気でいる義母にドン引きしつつもパスタだと答えると、義母は「気分じゃないから別のもので。」と言い出したのでした。また、外孫ショウくんに貸してあげたいとの理由で、ヒナちゃんがいつも読んでいるお気に入りの絵本を強引に借りるので、アキさんは怒りを覚えました。

1話目から読む

息子の家に自分の場所を作ろうとする義母

ヒナのお気に入りで、まだ読みたい絵本を「お姉ちゃんでしょ~?」と強引に外孫のために借りる義母にイラッとして思わず大きなため息がこぼれてしまいました。まだ阻止しようとする私は、「お義母さんが帰る時に渡すので、それまではヒナが読んでいてもいいですか?」と言うと、義母は「はいはい、わかりました~。どうぞ。ヒナちゃん。」と絵本をヒナに渡しました。しめしめ。後で取り返してやる!

絵本のことが一旦落ち着くと、今度は「あっそうそう。」と思い出したように「1階の和室に私のもの入れておく場所あるかしら?」と、さも当然のように聞いてきました。え?何言ってるの?キョトンとする私に「だーかーらー、私の私物を置く場所!」と、義母がちょっとイラつき気味に言う意味が分かりません。

うちに義母の私物を置く場所?しかも1階の和室って指定されて?・・・うん。意味が分からない。私はスルーを決め込むことにして、すぐに話題を変えました。「お義母さん、何時ごろ帰ります?パスタじゃない方がいいなら今から買い物に行ってきますけど。」何時に帰るか聞くのは、嫌味だからね!?

義母は「まだいるから大丈夫よ~」とニッコリ笑うと「そうね。お惣菜とか見繕ってきて頂こうかしら。」と答えましたが、私は(いや、いつ帰るのよ)と重要なところを聞けずにモヤモヤしつつ「ヒナ行こうか」と2人で再び出かけました。

外に出ると、即行でヒロムに電話をかけました。早く出てよ。この時間だったら仕事終わってるよねと悶々としていました。そんな私の気も知らず、何コール目かでヒロムは「もしもし~、何かあった?」とのん気に電話に出ました。

合鍵を作ったうえに、私物を置いておく場所も考えているとは、これからもお義母さんが勝手に家に上がっていることがあるのかと想像してモヤモヤしてしまいますよね。さりげなくスルーしたアキさんの気持ち、わかります。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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