[10]夫家族と遺産トラブル|義両親が母の家に!?「警察呼んだから来ない方がいい」頼れる幼馴染に感謝

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前回のお話

不慮の事故で父親を亡くしたシノブさんは遺された母親を心配し、葬儀の後もしばらくは実家で母親のそばにいました。幼馴染のミホさんとミホさんのお母さんの心強いサポートもあり、母親も気丈に振る舞うように。夫ナオヤさんが慰めてくれましたが、義両親は葬儀にもかかわらず、会社役員だったシノブさんの父親の遺産や慰謝料などお金の話ばかりで義両親の真の姿を理解したシノブさん。久しぶりに実家から自宅に戻ると、勝手に家のモノを使い、散らかしてくつろぐ義両親と義姉の姿を見て絶句。ナオヤさんを責めるも全く響かずモヤモヤだけが残るシノブさん。その夜、突然ナオヤさんが「あの家お義母さんには広すぎない?」とマンション購入を提案。その上シノブさんのお父さんの遺産について口を出し、「お母さんがうちを頼ることは絶対にないくらいあるから」とシノブさんが言うと驚くナオヤさん。それから一週間後、自宅に帰ったシノブさんは、家の中で寛ぐ義両親を見てビックリ!「遺産がかなり入るそうだから、みんなで住む家を建てたらどうかと思って」と言う義母に絶句。笑顔で賛同するナオヤさんに呆然とし、「父の遺産はお義父さんたちには何の権利も関係もないお金だけど?」と冷静に答えると義両親が猛反発。ナオヤさんがシノブさんをなだめるも、「同居とか考えたことないしありえないから」と冷たく言い放ってから1か月後、義姉から「早く家を建てる決心してね」とメッセージが!ナオヤさんを問い詰めると「遺産を受け取ったら家を建てるって約束した」と言い出し、「信じられない」と家を出て幼馴染のミホさん家に駆け込みました。

1話目から読む

「これからどうするの?」幼馴染の言葉に全然話が通じないと相談

一か月後、突然送られてきた義姉からのメッセージには、「家を建てるのを早く決心して。待つのも限度がある」と書かれていてビックリ!すぐさまナオヤを問い詰めると、「シノブが遺産を受け取ったら家を建てると約束した」と言い、「信じられない!」と家を飛び出して幼馴染のミホの家に駆け込みました。

「うちは全然かまわないよ。おばちゃんのところにいったらおばちゃんが心配しちゃうだろうし、ナオヤさんも電話しそうだしね」ミホがそう言ってくれ、「いつまでもいてくれて大丈夫よ~」とミホのお母さんも優しい言葉をかけてくれ、「・・ありがとう」やっと少し安心できて思わず涙が。

「で、これからどうするの?」ミホにそう聞かれ、「わかんない。だって全然話が通じないんだもん」と話していると、スマホがピコンピコンと鳴り止みません。

「どこにいるの?」「実感にもいないの?」「連絡してよ?」その後も次々に送られて来るメッセージはすべてナオヤからでした。

そして翌日。ミホさんから電話がありました。「ミホ?何かあった?」そう聞くと、「ナオヤさんのお父さん達が、おばちゃん家に来てるみたい」ミホの言葉に「え!?」と驚いて、

「す、すぐ行く」と答えると、「ちょっと待って。おばちゃんもリラも家にはいないみたいだから、近所が騒がしいって、母さんに警察呼んでもらったから」「こじれそうだし、シノブは来ない方がいいと思う」ミホがそう言うと、お母さんも隣で力強く頷いていました。

幼馴染のミホさんの家に駆けこんだシノブさん。ミホさんとお母さんに優しく迎えてもらい思わず涙が。全く連絡が取れず焦ってメッセージを送り続けるナオヤさんを放置していたある日、ミホさんからの電話で、ナオヤさんの家族が家に押しかけると聞いてビックリ!作戦を立て、シノブさんは来ない方がいいと言ってくれたミホさんとミホさんのお母さん、本当心強く信頼できる2人がいてくれてよかったですよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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