[8]夫家族と遺産トラブル|嫁のお金で新居を建てると浮かれる義家族に呆れる。夫は自分の親のことばかり。

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前回のお話

不慮の事故で父親を亡くしたシノブさんは遺された母親を心配し、葬儀の後もしばらくは実家で母親のそばにいました。幼馴染のミホさんとミホさんのお母さんの心強いサポートもあり、母親も気丈に振る舞うように。夫ナオヤさんは「一緒にお義母さんを支えよう」と言ってくれましたが、義両親は葬儀にもかかわらず、会社役員だったシノブさんの父親の遺産や慰謝料など、お金の話ばかりし、義両親の真の姿を理解したシノブさん。久しぶりに実家から自宅に戻ると、勝手に家のモノを使い、散らかし放題でくつろぐ義両親と義姉の姿があって絶句。勝手に泊めたナオヤさんを責めるも、「家族なんだから」とナオヤさんには全く響かず。「うちの家族は距離感が近いから」と言われ、モヤモヤだけが残るシノブさん。その夜、突然ナオヤさんが「あの家お義母さんには広すぎない?」とマンション購入を提案。その上、貰わなきゃ損だとばかりにシノブさんのお父さんの遺産について口を出し、うんざりしたシノブさんが「お母さんが困窮してうちを頼ることは絶対にないくらいあるから」と言うと、ナオヤさんは「え?そんなに・・?」と驚きました。それから一週間後、自宅に帰ったシノブさんは、家の中で寛ぐ義両親を見てビックリ!遺産がかなり入るそうだから、みんなで住む家を建てたらどうかと言い出し、絶句するシノブさんに、「いい考えだよな!」と笑顔で言うナオヤさん。シノブさんは呆然と立ち尽くしていました。

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「嫁は婚家に従うもんだぞ」「嫁に来た分際で」義父母のお里が知れる

家に帰ると何の連絡もなしにいる義母と義父。勝手に冷蔵庫から飲み物を取り出して自分の家気取り。おまけに父の遺産をあてにして、みんなで住む家を建てようだなんてどうかしてる!するとナオヤまで「いい考えだよな!」と言い出して、呆然としてしまいました。

そして、「は?ナオヤまで、何勝手なこと言ってるの?父の遺産は、私と母が考えることで、お義父さんたちには何の権利も関係もないお金だけど?」怒りで震えてくるのを感じながらそう言うと、

「生意気だな。嫁は婚家に従うもんだぞ」と義父。「そうよ。嫁に来た分際で。本来なら、『お義父さんお義母さん、どうぞ使ってください』って言うべきなのよ」とペットボトル片手に義母までもがそう言い、

「権利の無いお金の話に口出す方がどうかと思います」とキッパリ言ったものの、部屋に入り、涙がこみ上げてきました。

すると、「シノブ・・。父さんたち、新しい家で、みんなで暮らせると思っただけだから」と両親をフォローするナオヤに、「新しい家?みんなで暮らせる?」泣きながらそう言うと、

「だって、みんなで住む家を建てたら、良いこと尽くめだろ?両親が喜ぶし、親孝行もできて、シノブも楽できて、子育てもしやすくて・・」必死に家を建てるメリットを並べ立てるナオヤに、「何考えてるの?」と思いながら、「私は同居とか考えたことないし、ありえないから」と冷たく言い放ったのでした。

突然義父母に押しかけられた上に、お父さんの遺産で新しい家を建てると言われ絶句するシノブさん。おまけに「いい考えだよな」とナオヤさんまで言い出して、シノブさんは我慢の限界に!「お義父さんたちには何の権利も関係もないお金だけど?」と突き放すシノブさんを必死になだめようとするナオヤさん、本当、義父母と一緒になって、何考えてるの?って文句の一つも言いたくなりますよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

最新のコメント
  • 花ちゃん より

    こんな夫や義家族とは早く縁を切った方がいいわ
    頑張れ主人公!!

  • nyama より

    なんだか日本以外のアジアの国の話みたい、親戚を頼って生活するって嫌ですね

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