[7]夫家族と遺産トラブル|は?父の遺産で家を建てるだと?「私達が一緒なら色々手伝える」笑顔の義母

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前回のお話

不慮の事故で父親を亡くしたシノブさんは遺された母親を心配し、葬儀の後もしばらくは実家で母親のそばにいました。幼馴染のミホさんとミホさんのお母さんの心強いサポートもあり、母親も「いつまでもメソメソしてたらお父さんに叱られちゃうわ」と気丈に振る舞います。夫ナオヤさんは「一緒にお義母さんを支えよう」と言ってくれましたが、義両親は葬儀にもかかわらず、会社役員だったシノブさんの父親の遺産や慰謝料など、お金の話ばかりするのでシノブさんは義両親の真の姿を理解したのでした。久しぶりに実家から自宅に戻ると、勝手に家のモノを使い、散らかし放題でくつろぐ義両親と義姉の姿があり絶句。勝手に泊めたナオヤさんを責めたシノブさんですが「家族なんだから」と全く響かないナオヤさん。「うちの家族は距離感が近いから」と言われ、モヤモヤだけが残るシノブさんです。その夜、突然ナオヤさんが「あの家お義母さんには広すぎない?」とマンション購入を提案。その上、貰わなきゃ損だとばかりにシノブさんのお父さんの遺産について口を出してうんざりしたシノブさんが「お母さんが困窮してうちを頼ることは絶対にないくらいあるから」と言うと、ナオヤさんは「え?そんなに・・?」と驚きました。

1話目から読む

「かなり遺産が入るそうじゃない?」笑顔で人ん家の遺産狙わないで

お母さんには広すぎるから、家を売ってマンションを買った方がいいとか、お父さんの遺産に口を出すナオヤに、「うちを頼るようなことは絶対にないくらいはある」と言うと、「え、そんなに・・?」と驚きました。

それから一週間後のこと。
「ただいま・・」と帰ると、「あら、シノブさん、お帰りなさい」と義母が!「お義母さん、いらしてたんですか?」と声をかけつつ、「ナオヤ、連絡してよ・・」と心の中で訴える私。

リビングへ行けば、「おお、シノブさん、お邪魔してるよ」とお義父さんまでいるし!!「おかえり」と平然と言うナオヤにも訳がわからず、「あの、今日は何か・・?」とたずねると、

「いや、今日は家の話をな・・」と義父が言い、「家?」と頭をひねっていると、「そうなの。シノブさん、かなりの遺産が入るそうじゃない?だから、みんなで住む家を建てたらどうかなと思って」笑顔で義母が言いました。

「アナタたち、そろそろ子どもも考えているでしょう?私たちが一緒だったら、育児も家事も手伝えるし。アユミだっていいお姉さんになると思うし!」義母の言葉が続くなか、訳が分からず「は?」と言うも、

「いい考えだよな!家事は母さんに任せてシノブはゆっくりできるし、子どもを育てるなら、賃貸マンションより広い庭付きの一軒家がいいだろ?」と笑顔で言うナオヤにも全く意味がわかりませんでした。

家に帰ると何の連絡もなしにいる義母と義父。勝手に冷蔵庫から飲み物を取り出して自分の家気取り。おまけにシノブさんの遺産をあてにして、みんなで住む家を建てようだなんて、どんな神経してたら言えることなのでしょうか?でも、ナオヤさんが元凶だとしか思えませんよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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  • goo より

    逃げてー!〇される前に逃げてー!

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