食事中に義母と電話するのが日課の夫。それなら一緒に食べる意味はない

「私の中であなたが大切では無くなっただけ。あなたはお義母さんが一番なんだから。こちらのことはお気遣いなく」と伝えると、ユウタは唖然としていましたが、義母から電話がかかってくると、戸惑いながらもユウタは「あ・・もしもし。母さん・・」といつも通りに電話に出ました。もうユウタが義母の電話を優先しても気にならなくなった私は「ショウ~。お風呂入ろ~」と笑顔でショウとお風呂に向かおうとすると、ユウタが「あっ!カナコ!ごはんは?」と慌てて聞いてきましたが、「もしもし?」と義母に話しかけられると「あっごめんごめん」と義母との会話を続けていました。

その後、お風呂から出てショウと絵本を読んだりまったりタイムを楽しんでいると、「あの・・」とユウタが話しかけてきましたが、私は気付かないふりをして「ショウ、そろそろ寝る準備しよっか~」とショウと寝室へ。

次の日の朝。「あっ。今日はユウタのご飯は19時ぐらいに準備するね~」と夕食の時間を伝えると、「え!わかった!!」とユウタの顔がパッと明るくなりました。ユウタは私の機嫌が直ったと思ったようでした。

夜。19時にダイニングに来たユウタは、テーブルの上の一人分のゴハンを見て「あれ?二人はもう食べたの?」と困惑していました。私が「そろそろお義母さんからの電話じゃない?」と言ってショウとお風呂に行こうとしていると、案の定、ユウタのスマホが鳴るのが聞こえました。

私はその後もユウタの食事の時間と自分とショウの食事の時間をずらしました。私はショウと二人で食べ、ユウタは義母と電話をしながら食べる、というのが何日も続きました。
カナコさんが「私の中であなたが大切では無くなった」と伝えると困惑していたユウタさんですが、それでも義母との電話をやめることはありませんでした。義母が食事の時間を狙ってユウタさんに電話をかけてくるので、カナコさんは自分とショウくんの食事時間とユウタさんの食事時間をずらすことにして、会話もほとんどないすれ違いの生活が続きました。
あれだけはっきりとカナコさんに言われても義母との電話を続けるユウタさんは一体何をかんがえているのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。
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