[18]義母優先夫|一緒に食べる意味がない。義母と電話しながら食事する夫とは食事時間をずらしてスッキリ

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前回のお話

カナコさんの夫ユウタさんは、どんな時でも義母からの電話を優先します。そんなユウタさんに不満をぶつけるも逆ギレされ、自分が我慢すればいいと諦めの気持ちが強くなっていったカナコさん。息子ショウくんが産まれてもユウタさんの義母優先は変わりませんでした。友達家族と出かけた公園で「ショウは僕が見てるからみんなでゆっくり話しなよ」とユウタさんが言ってくれ、カナコさんはママ友たちとおしゃべりを楽しんでいましたが、ユウタさんは義母との電話でショウくんから目を離してしまい、その間にショウくんがジャングルジムから落ちてしまいます。ユウタさんは泣き叫ぶショウくんに気付いても義母と電話をしたままオロオロするだけ。一緒にいたお医者さんのツキトくんパパがすぐにショウくんを診てくれ「様子見で大丈夫だと思う」とカナコさんに伝えてくれました。帰宅後、「ごめんね。ママがそばにいればよかった」とショウくんの寝顔を見ながら謝るカナコさんに、ユウタさんは「ごめん」と謝りますが、カナコさんが「電話なんてしてるから」と責めると「2回目だったから」と言い訳。呆れ果てたカナコさんは「もういいよ。目の前にいる家族よりお義母さんが大事ってことでしょ?」冷たく言い捨てました。次の日、カナコさんはショウくんを連れて実家へ行くことにしますが、ユウタさんに行き先を聞かれても「教えない。あなたはお義母さんと電話でもしてれば?」と言って家を出て、その後もユウタさんからの連絡を無視し続けました。帰宅すると、ユウタさんは冷たい態度を取るカナコさんに不満を言いますが、カナコさんは「もう私の中であなたが大切では無くなっただけ」とバッサリ。「あなたはお義母さんが一番なんだから。こちらのことはお気遣いなく」と真顔で言われたユウタさんは呆然。その時ちょうどユウタさんのスマホが鳴ると、カナコさんは「ほら、大好きなお義母さんからじゃない?出たら?」とにっこりして言いました。

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食事中に義母と電話するのが日課の夫。それなら一緒に食べる意味はない

「私の中であなたが大切では無くなっただけ。あなたはお義母さんが一番なんだから。こちらのことはお気遣いなく」と伝えると、ユウタは唖然としていましたが、義母から電話がかかってくると、戸惑いながらもユウタは「あ・・もしもし。母さん・・」といつも通りに電話に出ました。もうユウタが義母の電話を優先しても気にならなくなった私は「ショウ~。お風呂入ろ~」と笑顔でショウとお風呂に向かおうとすると、ユウタが「あっ!カナコ!ごはんは?」と慌てて聞いてきましたが、「もしもし?」と義母に話しかけられると「あっごめんごめん」と義母との会話を続けていました。

その後、お風呂から出てショウと絵本を読んだりまったりタイムを楽しんでいると、「あの・・」とユウタが話しかけてきましたが、私は気付かないふりをして「ショウ、そろそろ寝る準備しよっか~」とショウと寝室へ。

次の日の朝。「あっ。今日はユウタのご飯は19時ぐらいに準備するね~」と夕食の時間を伝えると、「え!わかった!!」とユウタの顔がパッと明るくなりました。ユウタは私の機嫌が直ったと思ったようでした。

夜。19時にダイニングに来たユウタは、テーブルの上の一人分のゴハンを見て「あれ?二人はもう食べたの?」と困惑していました。私が「そろそろお義母さんからの電話じゃない?」と言ってショウとお風呂に行こうとしていると、案の定、ユウタのスマホが鳴るのが聞こえました。

私はその後もユウタの食事の時間と自分とショウの食事の時間をずらしました。私はショウと二人で食べ、ユウタは義母と電話をしながら食べる、というのが何日も続きました。

カナコさんが「私の中であなたが大切では無くなった」と伝えると困惑していたユウタさんですが、それでも義母との電話をやめることはありませんでした。義母が食事の時間を狙ってユウタさんに電話をかけてくるので、カナコさんは自分とショウくんの食事時間とユウタさんの食事時間をずらすことにして、会話もほとんどないすれ違いの生活が続きました。
あれだけはっきりとカナコさんに言われても義母との電話を続けるユウタさんは一体何をかんがえているのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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