[5]夫家族と遺産トラブル|専業主婦だった妻の母に金銭的援助は不要。生命保険・株・預貯金の実態を聞いた夫

アイコンイメージ
前回のお話

昨年ナオヤさんと結婚し、実家の近くのマンションで平和に過ごしていたシノブさんは、不慮の事故で父親を亡くしてしまいます。病院へ駆けつけたナオヤさんは、悲しみに打ちひしがれるシノブさんに「一緒にお義母さんを支えよう」と言ってくれました。遠方に住む義両親と父親の葬儀で久しぶりに顔を合わせたシノブさんは、立派な祭壇や花輪を見て遺産を期待しニヤニヤしている義両親の本性を見て愕然としました。また、幼馴染のミホさんからも義両親が母親に慰謝料は入るのかと質問していたと聞き、気をつけた方が良いと忠告を受けました。葬儀の後もしばらく実家で母親のそばにいたシノブさんが帰宅すると、そこにはビールやおつまみで散らかし放題の義両親と、ずっと実家で義両親と暮らす独身の義姉がシノブさんのお気に入りのパジャマを勝手に着て自宅のようにくつろぐ姿が。義家族が泊っていると聞いていなかったシノブさんが驚きと怒りのこもった目でナオヤさんを見ると、「オレを心配して泊ってくれていた」と慌てて意味の分からない言い訳をするのでした。納得いかないシノブさんはナオヤさんと2人になった時にもう一度不満を伝えますが、「家族だからいいだろ」と、ナオヤさんには通じていないようでモヤモヤしたシノブさんです。

1話目から読む

義家族の態度を距離感が近いと説明されモヤる

私がいない間に勝手に泊まり込み、黙っていたらいつまでも居座りそうな様子だった義家族。ナオヤが強引に「今日帰って。」と言ってくれたおかげで、渋々ながらも帰っていきました。

「またくるねー!」って・・・やめて。
義家族が去った後は、嵐の後のようにあらゆるものが散らかり放題。片付けながら思わずため息が出てしまいました。

モヤモヤしている私の顔を見てナオヤは「ごめんな、うちの家族、距離感が近くて。シノブのことも、本当の娘みたいに思ってるからこそで・・・」と申し訳なさそうには言いましたが、距離感の問題!?と私は内心驚いていました。

いつまでも義家族のことを話していても仕方がありません。「もういいよ」と諦めた私に、「お義母さんはどんな様子?元気になった?ずっと専業主婦だったんだろ?これからどうやって生活していくんだろう」と話題を振ったナオヤ。一緒に支えてくれるって言ってくれたもんね。心配してくれているのかな。

ナオヤが母のこれからの生活を心配してくれたので、「お金の心配はないよ。お父さん生命保険もあるし、株とか、預貯金もしっかりあるみたい。うちが援助する必要とか、そういう心配はないと思う。」と伝えました。

シノブさんは義家族が帰ってようやく落ち着きましたね。距離感近いとか自分の娘のように思っているのであれば、父親が急死して間もないシノブさんの心中を察して欲しいですよね。
シノブさんの実家にはお母さんが困らないだけの十分な資産があると分かったナオヤさんは想定外だったような顔色ですが、何を考えているのか、気になりますね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

最新のコメント
  • まだこの記事にコメントはありません。最初のひとりになってみませんか?

この記事をSHAREする