父親の葬儀から戻った嫁に遠慮なくいつまでも居座る義家族

急死した父の葬儀が終わり、しばらく実家で母に付き添っていた私が久しぶりに帰宅すると、義理の両親と義姉がまるで自分の家のようにくつろいでいました。しかも、ビールの空き缶やおつまみの袋が散乱しているし、義姉なんて、私のお気に入りのパジャマを勝手に着てる!
イラッとして無言のままナオヤをギロリとにらみつけると、葬儀の後にナオヤを心配して義家族がうちに泊まってくれたと言い訳するナオヤですが、意味がわかりません。心配するのがナオヤってどういうこと?

ナオヤは慌てて「シノブも帰ってきたし。父さんたち、明日には帰るよな?」と自分の家族に声をかけると、先ず義姉が文句を言い始めました。「えぇー、明後日、〇〇くんのイベントが都内であるから、もう少し泊まりたい―」
私がいない間に泊まり込んで、私のお気に入りのパジャマを勝手に着てビール飲んで、推し活!?私、父が亡くなったばかりなのに!ホント自分勝手!

義姉の文句を聞いて、義母が「そうねぇ・・・私もデパート行きたいし。まだいいわよねぇ?」とのん気に言うと、義父も「せっかくだしなぁ」と。何しに来たの!?いいわけあるかーっ!!
私の気も知らずに、義家族は結局、もう一晩泊ることになったのです。

寝室で夫とふたりきりになって、どういうことなの?と聞いてみると、「いや、葬儀の後、泊りたがってさ・・・。シノブもいないし、まぁいいかなって。」とナオヤは言いましたが、「でも、相談して欲しかった。それに色々勝手に触られてるのが嫌なんだけど。」私はハッキリと伝えました。

するとナオヤは「家族なんだし、パジャマだって洗えば別にいいだろ。」と悪びれもせず言ったのです。勝手に使われるの、嫌に決ってるじゃん。ナオヤにとっては家族かもしれないけど、私にはナオヤのように考えることはできません。
お父さんが亡くなった悲しみがまだ癒えないうちに帰宅したら散らかり放題、勝手にされたい放題。しかもまだ泊ると言われて唖然ですよね。しかも唯一味方になって欲しいナオヤさんの態度にはストレスしかありませんね。葬儀でお金の話ばかりする失礼な態度を目の当たりにし、幼馴染のミホさんにも気をつけた方が良いと助言されたばかりのシノブさんですから、義家族がなぜ泊まりたがるのか、気になります。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。
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