[2]市松人形がますます見てる|あれ?「玄関の扉が開いてる」息子のためにと急いで帰るも漂う不穏な空気

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前回のお話

園田家には代々伝わり床の間に飾られている市松人形のいちまさんがいて、とても大切にしていました。ある夏祭りの日のこと。友達と3人で夏祭りに行くユカちゃん達に、夫マサルさんが付き添うことになり、妻マキさんと息子ソウスケくんはお留守番することに。床の間にいるいちまさんに、「後でユカがりんご飴かなんて買ってくるんじゃないかな」と呟くマキさん。その後、せっかくだからと盆踊りを見に行くと、ユカちゃんが駆け寄ってきてビックリ!「いちまちゃんにあげるりんご飴もあるよ!」と嬉しそうに差し出すのを見て、「やっぱり・・」と思わず笑顔になりました。

泣き出した息子「お腹空いたみたいだから先に帰るね」走って帰る

ある夏祭りのときのこと。友達と3人で出かけるユカたちに、夫に付き添ってもらうことに。ソウスケと一緒に留守番することにして、いちまさんに声をかけると、「盆踊りを見においでよ」と夫から電話が。せっかくだからと出かけると、走って駆け寄ってくるユカの姿が。そして、思った通り、ユカちゃんは、いちまさんにもちゃんとお土産のりんご飴を買っていたのでした。

その後、「あ、山本さん!とお義母さん」とバッタリ出会った山本さんにもご挨拶。「園田さんこんばんは」と挨拶すると、

「私がキラくんと周りたかったのに・・」とため息をつくお義母さん。どうやらキラくんはお父さんと一緒に周っているようで、「まぁまぁお義母さん、カワイイ嫁と一緒でもいいじゃないですか!」と山本さんが声をかけているのを見て、「山本家・・上手くいってるようで良かったな」と心の中で呟きました。

その後、ユカと夫とも合流。「よし、じゃあ盆踊り行こうか!と夫が声をかけると、「行くー!!」と友達と3人で元気に言い、駆け出して行くのをみて、「いってらっしゃーい」と声をかけました。

ユカと友達が楽しそうに踊るを見て、「みんな楽しそうね~」と呟くと、「ふっ・・ふぇっ・・」とソウスケの泣き声が。「あら、ソウスケお腹空いたかな?」そう声をかけると、「ふぇええ・・」ますますソウスケの泣き声は大きくなり、「ごめん、先に帰るね。ユカたちのことお願い」と夫に言うと、「うん大丈夫だよ」と言ってくれました。

「はいはい。もうすぐお家だからね」ソウスケに声をかけながら、走って家に帰ると、

「ハァ・・やっと着いた・・ハァ・・」息が上がるのをこらえて玄関へ行くと、「・・あれ?玄関の扉が開いてる・・」なんだかイヤな予感がしました。

盆踊りを見に行くと、山本さんとお義母さんの姿が!なんだかんだと仲良さそうな2人を見た後、ユカちゃんたちの盆踊りを見ることに。「楽しそうだなぁ」と思っていると、突然泣き出すソウスケくん。どうやらお腹が空いたようで、マサルさんにユカちゃんたちを託し、走って家に帰るマキさん。なんとか家に到着すると、なんと玄関の扉が開いていたのでした。
急いで家に帰って来たら玄関の扉が開いてる・・??鍵をかけ忘れただけであれば良いのですが・・汗

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
暴れん坊男児2人に振り回されるサラリーマンパパ

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