[3]義実家帰省がイヤすぎる|ご近所に配る用のお土産がないと「気が利かない嫁」呼ばわりする見栄っ張り義母

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前回のお話

年に4回ほどの義実家への帰省を「しんどい」と感じている花さん。それには理由があり、まずは小さな子ども二人を連れて片道6時間の列車の旅が大変なこと、そして交通費とお土産代で毎回17万近くかかるため家計が赤字続きなこと、そして・・義母から頼まれるお土産選びがかなり大変なのです。義母は花さんたちが帰省するたびにお土産をお願いしてくるのですが、義実家用とは別で親戚用に5箱、ご近所に配る用に5箱、義母の職場用に2箱・・とかなりの量を頼みます。毎回、花さんは美味しいと評判のものや、デパートで人気のものを選んでいるのですが、次の帰省が近づいてきたある日、いつものようにお土産の個数を指定する電話をかけてきた義母から「前回のはお土産はちょっと地味で配るのが恥ずかしかったわ~」とダメ出しされてしまった花さん。「もっとずっしりして見栄えがするお菓子にしてちょうだい」と言いたい放題の義母に反論したい気持ちをグッと堪え、「探してみますね」と答えて電話を切りました。

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ご近所に配る用のお土産を持ってこない嫁は気が利かない

帰省のたびに親戚用、ご近所用、義母の職場用、と大量のお土産を頼んでくる義母。さらに「前回のお土産はちょっと地味で配るのが恥ずかしかったわ~」とダメ出しまでしてきます。
義母は、世間体を気にする人で『気が利く息子夫婦』をアピールしたいみたい・・。けれど、毎回この量のお土産を買っていくと結構な金額になるので、前に一度だけ義両親と親族分のお菓子だけを買って行ったのですが・・

そのときは、私が寝た後に夫に「息子夫婦が帰省したのに近所の人に配るお土産がないなんて!!」とかなりお怒りだったそうで・・

「ケチだと思われるじゃないの!!まったく気が利かないわねぇ花さんは!あなたから花さんにちゃーんと言っておいてちょうだい!」とすごい剣幕だったそう。

結局、義母から文句を言われるのが面倒な夫から「母さんの言った数のお土産買ってこう」と言われ、私もこれ以上はこじらせたくないと思い、それ以降は義母の言った通りの数のお土産を買って行くようになりました。

この件があってから、帰省前になると念を押すように必ず義母から電話がかかってくるようになりました。なので、帰省が近づいた頃にかかってくる義母の電話はとても気が重いです。今回はどんなお土産を買ったらいいのやら・・。

自分が周りに見栄を張るために息子夫婦にお土産を大量に頼むなんて・・頼まれる側は気が重いですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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