[10]義母優先夫|妻からの電話は後回しでも義母なら最優先。邪魔しないでと宣言された妻はいつもひとりぼっち

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前回のお話

カナコさんの夫ユウタさんは、どんな時でも義母の電話を優先。息子ショウくんの運動会でも、かけっこで1位になったのを見逃すユウタさんにカナコさんはモヤモヤ。そして結婚後も構わず電話に出るユウタさんをカナコさんが注意すると逆ギレされ、その後はテレビ電話に。部屋を飛び出したカナコさんが「どうしてわかってくれないの」と呟くと、「どうして急にワガママ言うんだよ?」と言うユウタさん。その後、思い当たったことがあるカナコさんが早々に朝食を食べ、「お義母さんから電話があるといけないから」とユウタさんに言うと即電話が。実は「明日の朝は、ユウタとゆっくり話す時間がある」と義母に伝えていたカナコさん。どうやら義母は2人の話すタイミングを狙って邪魔をしているのに気づいたカナコさんに、「毎日予定を伝えてる」と話すユウタさん。「義母がかわいそうだから」と言われ首をひねったカナコさんは、「あっ!」とまた思いついたカナコさんは、夕食の時間を待ち、いつものように義母から電話がかかってくるのを待ち構え、画面に割り込みました。「ユウタと話すから」と言う義母に「今度から予定は私が伝えますね」と言うカナコさんに辟易した義母は「忙しそうだからまたかけるわ」とそそくさと電話を切った義母。「私が伝えちゃダメだった?」カナコさんの言葉に「いつも母さんとの時間を邪魔してさー」と言うユウタさん。「私がいない時に電話すれば?」と言うも、「母さんに気を遣わせる」と言うユウタさんに、「ユウタはさ・・」とカナコさんが切り出しました。

1話目から読む

「カナコと母さんは違うから!!」夫に冷たく突き放された

義母が電話を切った後、「私が予定を伝えちゃダメだった?」と言うと、「母さんは僕と話したいんだよ」とユウタ。その後も、義母から電話がかかってくる度に、テレビ電話の画面に割り込むと、そのうち「いつも母さんとの時間を邪魔する」と叱られてしまい、「夕飯の時間じゃなく、私のいない時に電話すればいい」と言うも、最終的に「母さんに気を遣わせるじゃん」と言われ、思わず「ユウタはさ・・」と切り出しました。

「ユウタは、お義母さんとご飯食べている時に私が電話してきたらどうする?」そう聞くと、「それは・・後回しにするよ?」と答えるユウタに、「どうして?お義母さんの電話は優先するのに?」

私の言葉に、「だーかーらー!!カナコと母さんは違うから!!」と言い切るユウタに、「もう・・なんなの・・」と震えがする私に、「わかってくれた?もう邪魔しないでね」と言いました。

これ以上言っても拗れるだけ・・。そう思った私は黙ることに。ただの電話・・私が我慢すればいいんだ、そう思ったのでした。

その後もユウタと義母との電話は終わることなく、食事中も、洗濯中も、そして映画を観ている時も、ユウタは義母と電話していて、私はいつも一人でした。

一方、私が義母からのテレビ電話に参加した日。
「ハァーーー。どうして息子との会話に嫁が入ってくるのかしら」ユウタとの電話を切った後、義母が私の悪口を言っていました。

「ユウタは、お義母さんとご飯食べている時に私が電話してきたらどうする?」カナコさんの質問に、「後回しにするよ?」と答えたユウタさん。「カナコと母さんは違うから!もう邪魔しないでね」と言われ、これ以上話しても拗れるだけと黙ることにしたカナコさん。その後、何も変わらず、ユウタさんと義母は電話をし、カナコさんはぽつんと一人。
そんな時、ユウタさんとの電話を切った後、「どうして息子との会話に嫁が入ってくるのかしら」とため息をつく義母、カナコさんを一人ぼっちにして、一体何が目的なのでしょうか??

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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