[8]義母優先夫|夫婦の時間をテレビ電話で邪魔する義母と強引に写り込み邪魔する嫁との真っ向勝負

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前回のお話

カナコさんの夫ユウタさんは、どんな時でも義母の電話を優先。息子ショウくんの運動会でもかけっこで1位になった決定的瞬間を見逃すユウタさんにカナコさんはモヤモヤ。いつもかかって来るのを仕事の電話だというユウタさんの言葉を信じていました。そして結婚後でも構わず電話に出るユウタさん。カナコさんが注意すると逆ギレされ、その後はテレビ電話に。そして部屋を飛び出したカナコさんが「どうしてわかってくれないの」と呟くと、「母さんが謝りたいって」とドアをノックするユウタさん。「お義母さんに電話したの?」と驚くカナコさんに、「どうして急にワガママ言うんだよ?」とユウタさんに言われ、「もしかして・・お義母さんが電話する時間って・・」と思い当たったカナコさんは、翌日、早々に朝食を食べ、「お義母さんから電話があるといけないから」とユウタさんに言うと即電話が。実は「明日の朝は、ユウタとゆっくり話す時間がある」と義母に伝えていたカナコさん。どうやら義母は2人の話すタイミングを狙って邪魔をしているのに気づいたカナコさんに、「毎日予定を伝えてる」と話すユウタさん。「義母がかわいそうだから」と言われ首をひねったカナコさんは、「あっ!」とまた思いついたのでした。

1話目から読む

「せっかくだからご挨拶しようと思って」画面に割り込み宣戦布告

予定外の時間にかかってきた義母からの電話を切った後、「母さんに連絡した?」とたずねるユウタ。義母から電話があった時に出られなかったらかわいそうと、1日の予定を義母に毎日伝えていることが判明しました。「かわいそう・・?」と首をひねっていると、「母さんと電話したくらいで怒るなよ~。カナコは心が狭いな~」と言われ、「私って心が狭いの?」と頭を悩ませた後、ひらめいたことが!

そして次の日の夕食。
いつものように義母から電話がかかって来て、いつものようにテレビ電話で話そうとするユウタを見て、「よしっ!!」と呟く私。

すかさず画面に入り、「お義母さん、ご無沙汰しておりますー」と挨拶すると、「わっ!どうしたの?」と驚くユウタに、「せっかくだから、これからはご挨拶しようと思って」と言うと、

「あら。カナコさん、ユウタと話すから大丈夫よ」と笑顔で言う義母に、「そんな~寂しいこと言わずに」と笑顔で返す私。そして、「ユウタさんはささっと食べて」そう言うと、「あ・・うん」とユウタが答えました。

そしてここから!!
「あっ、毎日ユウタさんから明日の予定を聞いてるんですよね?今度は私が伝えますね!えーっと」笑顔でそう言うと、「そんなのいいわよー。ユウタから聞くから。ね、ユウタ」と私と全く話そうとしない義母。

「う・・うん。僕が話すから」と答えるユウタの横で、「えー。私じゃダメですか~?」と言うと、「そういうわけじゃないんだけど・・ユウタ忙しそうだからまたかけるわ!」そう言って、そそくさと電話を切ったのでした。

次の日の夕食。いつものように義母から電話がかかって来て、いつものようにテレビ電話で話そうとするユウタさん。それを見て「よしっ!!」と気合いを入れたカナコさんは、すかさず画面の中へ。せっかくだからご挨拶、と言うと、「ユウタと話すから大丈夫よ」と拒絶されるも、引き下がらないカナコさんは、今後は明日の予定を私が伝えると宣戦布告!義母はと言うと、「そんなのいいわよー。ユウタからきくから」と言った後も引き下がらないカナコさんを見てか、さっさと電話を切ってしまった義母、これは・・カナコさんの作戦、大成功!!ですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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