「食事中に席を外すなって言うからこうなってる」夫の意味不明理論

付き合っている頃、ユウタに頻繁にかかってくる電話は仕事の電話だと信じていたのですが、結婚後、その電話の相手が義母だったと知ることに。いつも食事が始まるタイミングで電話がかかってきてモヤモヤしていたのですが、ある日の外食中、義母からかかってきた電話に出ようとするユウタに「緊急じゃなければ食事が終わってからかけ直したら？」と言ったところ、心配するからと言って聞く耳を持たないユウタ。「でも、せっかく外に食べに来てるのに」と食い下がると、「僕が親孝行するのがそんなにダメなこと？」と怒りだしたのでした。

ある日の食事中のこと。
「・・だったんだよ～」とテレビ電話に向かって話すユウタ。私は何も話せず、ただただ食事するのみ。その後も義母とのテレビ電話は延々続き、「ハァ～」と思わずため息が。

すると、電話を切った後、「さっきため息をついたよね？母さんに聞こえたじゃん」とユウタが怒り出し、私は無言に。「カナコが食事中に席を外すなって言ったからこうなってるんだよ？」ユウタにそう言われ、

「あのね・・私は食事をユウタと楽しみたかったり、２人の時間を大切にしたいと思ってる。ユウタは違うの？」とたずねると、「僕がカナコとの時間を大切にしてないって言いたいの？」と真顔で聞き返すユウタに、

「お義母さんからの電話が最優先じゃない！！」と訴えると、「１日１回、１時間くらいだよ？それだけだろ？それ以外はカナコを優先してるじゃないか」と平然と答えるユウタ。

「私を優先？私と何かしていても、電話がかかってきたら一番優先するのはお義母さんからの電話じゃない！！」そう言い捨てて、私は耐え切れず部屋を出て行きました。

ある日の食事中。楽しそうにテレビ電話で話をするユウタさん。テレビ電話の相手は義母でした。そんなユウタさんの目の前で、無言で食事をするカナコさんが思わずため息をつくと、電話を切った後で「さっきため息ついたよね？」とユウタさんが詰め寄り、「カナコが言ったからこうなってるんだよ？」と言い放つと、「お義母さんからの電話が最優先じゃない！！」と言い返すカナコさん。「何かしていても一番優先するのはお義母さんからの電話じゃない！！」そう言い捨てて、部屋を出て行ってしまったカナコさん、話し合いをしてもなお、食事の時間に会話を楽しめないなんて、ユウタさん本当にどうかしてますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。