[8]ギリギリを攻める女|親子遠足で撮りまくり問答無用で配る写真は人件費込み「プロより安いでしょ」にドン引き

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前回のお話

高校時代からの友達であるリオさん、ホノカさん、アオイさん、エマさん、ルナさん。ある日、アオイさんが新婚旅行から帰ってきたタイミングで、ルナさんを除いた4人が集まりました。アオイさんがみんなにお土産を渡した後、「相談というか・・結婚式のご祝儀・・ルナからのお金入ってなかったの・・」と言うと、それを聞いたリオさんが「実は私の時も・・」と告白。すると、「もしかしたら、自分に必要じゃないものには払いたくない?」とホノカさんが言い、海外で結婚式を挙げた時のことを話して「ルナは別でくれたんだけど・・百均のマグカップだったんだよね」と・・その言葉を聞いて固まるみんな。それを聞いて、エマさんの結婚式に不安を感じたアオイさんが、今からルナに連絡してみると言って、ご祝儀袋にお金が入ってなかったことをメッセージで伝えると、「お金はしーっかり入れてるよ!」と返信が!なんかムカついてきたとアオイさんが、リオさんの時のことも一緒にメッセージを送ることに。なかなか強気発言のメッセージを送ると、「絶対に入れてると思うよ!覚えてないけど、リオから連絡あると思うし」と言われ何も言えなくなり、最後には華麗なるスルー。これでエマさんのご祝儀は大丈夫じゃない?と思っていると、「あのさ。うち、今ルナの子と同じ幼稚園じゃん?」とホノカさんが切り出しました。

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「このくらいの金額ならみたいな人ばっかり」狙うラインがギリギリすぎる

祝儀袋が空だったと伝えたら「ちゃんと入れた」と言い切るルナさんからの返信にムカついてきたとアオイさんがもう一度メッセージを送ると、「絶対に入れてると思うよ。覚えてないけど忘れてたらリオから連絡あると思うし」とルナさん。「これ以上は何も言えないね・・」と落ち込むリオさんを慰めるホノカさん。その後、アオイさんが「エマにはしっかり確認するように伝えるね」とメッセージを送ると、「結婚式で会えるの楽しみにしてるね~」とルナさん。「でもこれでエマのご祝儀袋は大丈夫じゃない?」アオイさんがそう言うと、「でも、ルナってそんな子だったっけ?」と言うエマさんに、「あのさ、うち今ルナの子と同じ幼稚園じゃん」とホノカさんが切り出しました。

「親子遠足の時に、率先して写真撮ってくれてたんだよね。カメラで」と遠足の時のことを思い出すホノカさん。
「みんな~撮るよ~」そう言ってカメラを構えるルナさん。

「で、後日現像してくれたところまではよかったんだけど、」と話すホノカさん。

「写ってるの現像したよ!1枚20円だから。ホノカのところは840円で~、たっくんママは600円、あっ!ユカちゃんママー、これ1,200円!」

「って渡してて」とホノカさんが言うと、

「え・・ちょっと高くない?」そう言い出すリオさんに、「うん。で、聞いたの。ちょっと高くない?って。そしたら」と話を続けるホノカさんに、

「『えっ?高くないよ?私の人件費が入ってるけど、プロのカメラマンを呼ぶより安いでしょ?』って」ホノカさんの言葉に、「え・・ちょ・・」と言ったアオイさんが驚くと、

「うん。みんな引いてた」と答えるホノカさん。さらに、「クレームにはならなかったの?」とエマさんが言うと、「ほら、まだ関係は続くし、このくらいの金額ならみたいな人ばっかりで」と答えたのでした。

保育園で親子遠足に行った時のこと、ルナさんは率先して写真を撮ってくれると聞き、感謝していたホノカさん。後日現像してくれたところまでは良かったのですが、840円、さらには1,200円!とちょっと高い値段がつけられていたのでホノカさんが理由をたずねると、「えっ?高くないよ?人権費が入ってるけど、プロのカメラマン呼ぶより安いでしょ?」ルナさんに平然とそう言われてみんなドン引き。でも、このくらいの金額なら、と関係を壊すよりいいと、何も言わずに支払った人が大半だったようでした。

ホノカさんが、幼稚園の親子遠足で起きた事を話してくれました。率先して写真を撮ってくれたルナさんが、現像してくれたところまでは良かったのですが、通常の現像代より少し高めに設定した金額でみんなに請求。「ちょっと高くない?」と聞いたところ、「私の人件費が入ってるけど、プロより安いでしょ?」言われ、みんなドン引きだったものの、まだ関係が続くことから、「これくらいなら」と払ってしまった人ばかりで、クレームにはなりませんでした。

ルナさんと同じ幼稚園に通う子を持つホノカさんが、親子遠足で起きたことを話してくれました。現像してくれたところまでは良かったのですが、普通よりちょっと高い金額を設定してお金を回収するルナさんに直接質問!すると、「高くないよ。私の人件費が入ってるけど、プロに頼むより安いでしょ?」と真顔で言われてみんなドン引きしたものの、関係は続くし、これくらいなら」と払ってしまった人が大半。事件というほどでもないし、めちゃくちゃ高いわけでもない・・本当ギリギリを攻めてきますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:きちやん
人生2回目なの?と思うようなしっかり者の長女けいと、のんびりマイペースな長男ひかと、優しい夫との日々を描いてます!

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