[3]お金回収夫|新婚早々にお金の考え方の違いが判明。利子もつけないからと毎月返済を妻に要求

アイコンイメージ
前回のお話

付き合っている彼オサムさんに「マホ、はい」と花束を渡されドキドキするマホさん。誕生日には予約の取れないレストランを前から予約してくれた上に、婚約指輪をプレゼントされてプロポーズ!「幸せな家庭を築こうね」と言われ、「優しいオサムとなら幸せな結婚生活が送れる!」そう期待していたのですが・・新婚初日、家庭のお金の管理をかって出たオサムさんに、「結婚するまでに君に投資した分の回収も始めたい」と言われ、マホさんは唖然。「ごめんどういう意味?」とたずねると、「君に投資した分だよ」と言い、投資ノートなるものを開くと、そこには、これまで二人で食べた食事代や、贈られた花束の代金までがびっしりと書かれていて、マホさんが払った分もきっちり記録。「マホから騙し取ろうって訳じゃないんだ。ただ僕がマホに使ったお金を返してもらいたいだけだよ」とオサムさんは穏やかに話すも、「頭がついていけない・・」とマホさんは顔面蒼白になりました。

1話目から読む

「事前に話して結婚できなくなったら嫌だしさ」回収を見据えて計算ずく

「結婚するまでに君に投資したした分の回収を始めたい」と言われ、意味がわからずたずねると、オサムは投資ノートにつけてある、食事代やお花代の記録を私に見せました。「私が半分払った時は?」と聞くと、それも投資ノートに「(内マホ¥2,000払う)」と書かれていて、「マホから騙し取ろうって訳じゃなくて、ただ僕がマホに使ったお金を返してもらいたいだけ」と言われ、何が何だか頭がついていけなくなってしまいました。

すると、「あっ説明が足りなかったね。回収って言っても、お金は結婚生活で使う費用にする予定だし、2人のために使う分だからさ。利子もつけるつもりはないし、毎月少しずつ返してもらうから、そこまでの負担にはならないよ」とオサムが一気にまくしたてました。

「わかってもらえたかな?大丈夫?」と聞かれ、2人のためと言われたこともあり「う、うん」と答えたものの、まだ不安。「でもこんなこと言われるなんて思ってなくて、ビックリしちゃって・・」と言うと、「そっかそっかごめんね。この話を事前にして、マホと結婚できなかったら嫌だしさ。だから結婚してから伝えることにしたんだ」オサムはそう言った後、「あ・・もちろん」

「マホが僕に使ってくれた分を回収したいなら、それ相応の証拠を見せてくれたら相殺するけど?」と言われ、「証拠?」と聞き返すと、「僕みたいにノートつけてる?もしくはレシートとか」と笑顔で言うオサム。

「・・ないよ」私が答えると、「ん~じゃあ相殺は難しいね。証拠がないから。僕の分だけの回収になるね」と言い出すオサムに絶句。すると、「あっ返したくないとか思ってる?」と聞かれて、「いや・・なんていうか正直驚いてる」と素直な気持ちを伝えました。

「どうしよう・・もしかしてオサムと私、お金に対する考え方がかなり違うかも・・」と心の中で呟く私は、「・・ねぇオサム、これからの新しい生活にかかるお金をどう分担するか考えてる?」そうたずねると、「ん~基本的にお金は僕負担。家事はマホ負担って思ってる」とオサムが言いました。

「僕がマホに使ったお金を返してもらいたいだけだよ」と言われ、頭の中が真っ白になるマホさんに、回収するお金について細かく説明するオサムさんは、事前に話して結婚できなくならないよう、結婚してから伝えることにしたと言われ、さらに、「それ相応の証拠を見せてくれたら相殺するけど?」とマホさんにノートをつけていないか、レシートはないかとたずねるオサムさんに、「お金に対する考え方がかなり違うかも・・」と不安になるマホさん。そして、新しい生活にかかるお金の分担についてたずねると、「基本的にお金は僕負担、家事はマホ負担って思ってる」と答えるオサムさん、マホさんが証拠を用意していないと思っていながら、お金の回収を後出しで提案するのは、フェアじゃない・・マホさんがオサムさんを信じられるのかが心配です。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

最新のコメント
  • 不気味思考のオサムシにゾッとする より

    ケッ!!
    結婚前に、この条件を出したらアウトになるってわかってんじゃんっ!!
    くそオサムシの頭を思いっきり金属バットで吹っ飛ばしてやりてぇっすっ!!

  • s より

    これおかしくない?
    こいつが食べた分も払わせられるってことやろ?

この記事をSHAREする