［２］お金回収夫｜投資って何？「僕が君に使ったお金を返してもらいたいだけ」夫の意味不明な督促に頭がついていかない

「投資ノート」付き合っている間に使ったお金が全部細かく書いてある

付き合っているオサムに「マホ、はい」と花束を渡されてドキドキ。誕生日には予約の取れないレストランを前から予約してくれた上に婚約指輪をプレゼントされてプロポーズ！「幸せな家庭を築こうね」と言われ、優しいオサムとなら幸せな結婚生活が送れる！そう期待していたのですが・・新婚初日、家庭のお金の管理をかって出たオサムに、「結婚するまでに君に投資した分の回収も始めたい」と言われ、唖然とした私は、

「ごめん。どういう意味？」訳がわからずそうたずねると、「だから君に投資した分だよ」ケロッとした表情でそう言われ、「投資？？」と言うと、

手に持っていた「投資ノート」を開き、「ほら」と言って広げたページを私に見せるオサム。そこには、「××××年●月●日　食事代　￥６，３２２」「××××年●月●日　お花代　￥１，５００」と書かれていて、

「え・・何これ・・」と聞くと、「マホと付き合ってからつけていたんだ」とオサム。「え！？全部記録してたの！？」と驚いて投資ノートを見ると、「確かに全部覚えてる・・」と呟いた後、「えっと・・私が半分払った時は？」と聞くと、「あっ！大丈夫それはね」とオサムがうれしそうに言い、

「ココ見て。ちゃんと書いてあるよ」そう言って見せたページには、「××××年●月●日　食事代￥３，８００（内マホ￥２，０００払う）」と書かれていました。

そして、「マホから騙し取ろうって訳じゃないんだ。ただ僕がマホに使ったお金を返してもらいたいだけだよ」オサムの言葉に、「・・ねぇオサムちょっと待って。私、まだ頭がついていけてなくて・・」となんだか寒気がしてきました。

「結婚するまでに君に投資したした分の回収を始めたい」と言われ、意味がわからないマホさんに、オサムさんは投資ノートにつけてある、食事代やお花代の記録を見せました。それを見て、「私が半分払った時は？」と聞くと、それも投資ノートに「（内マホ￥２，０００払う）」と書かれているのを見せたオサムさんが、「マホから騙し取ろうって訳じゃなくて、ただ僕がマホに使ったお金を返してもらいたいだけ」と言われ、頭がついていけなくなってしまったマホさん、オサムさんはこれまで見せたことのない性格を思いっきり出してきましたね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：まりお
２児の母です。