「何人くらいいるのかな?」「えーっと三人!」真顔の娘が怖い

リコの口から出る「保育園の子」という言葉を聞いて、同じ保育園のお友達だと思っていた私。しかし、車内に2人きりにも関わらず、リコはまるで隣に誰か座っているかのように横を向いてお喋りを始め、私には視えないお友達と会話するリコの姿に恐怖を感じずにはいられませんでした。
またある日のこと。リコと公園へ出かけました。
「ママ~!!見てて~!!」リコにそう言われ、「見てるよ~!」と下から見上げて手を振ると、

シャーーーー!!っと滑っては、「もっかい滑る!!」そう言って走って行ってしまいました。でも、階段を途中まで登るとぴた・・と泊まるリコ。

不思議に思い、「どうしたの?滑らないの?」と聞くと、「・・待ってるの」と答えるリコ。さらに「順番ぬかしちゃダメだよ」と言い、「・・うん」と頷いたものの、頭の中は??でいっぱい。

そして、「誰もいないように見えるんだけど・・」と思いつつ、「そ、そっか~・・何人くらいいるのかな・・?」恐る恐るたずねると、「えーっと、三人」と数えながら答えるリコに、「そ・・そんなに!?」とビックリする私。

そして、「リコごめん。時間だからまた今度にできる?」と言うと、「うん」と答えながら降りてくるリコ。私は怖くてはやく行こうと必死!すると、滑り台の方を振り返り「ばいばーいっ」と手を振るリコを見て、「だからそこには誰もいないのよーーーっ!」と泣きながら、思わず「ひぃ~~~っ」叫び声をあげてしまいました。
ある日公園に遊びに行った時のこと。滑り台を滑っていたリコちゃんがもう一度滑ろうと滑り台の階段を登りだすも、少しするとぴたっと止まってしまい、どうしたのかとたずねると、「待ってるの。順番ぬかしちゃダメだよ」と言い出してビックリ。だって誰にもいないのに・・汗。その後、恐る恐る「何人くらいいるのかな?」と聞くと「三人!」と即答。怖くなり、また今度にしてさっさと帰ろうと急かすと、「ばいばーい!」誰もいないはずの後ろを振り返って手を振るリコちゃん!それを見て一目散に走るママ!同じ状況だったら・・私ももちろん走って逃げます~っ!!
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
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