[5]まだまだ義母に嫌われています|義母の箸を息子に使うのがシンプルに嫌!ドヤ顔で語られる育児情報は関係ない

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前回のお話

夫ゆうさん、妻マキさんの二男ハルタくんのお食い初めを自分がすると言って譲らなかった義母。溺愛する孫のことになると何を言っても聞かなくなる義母なので、諦めたゆうさん夫妻は全て義母にお任せすると、義母は喜んで準備を始め、生後キッチリ100日後にしなければならないと言い張り、ゆうさんの仕事を休ませてでも決行する気合の入れようでした。マキさんのご両親も招待され、義実家で行われたお食い初めの準備は大変立派なお料理が並び、みんな感激しました。しきたり通りならば男性年長者であるマキさんのお父さんが行うことになるお食い初めは、半ば言わせるようにしてみんなが義母に「お願いします」と言ったので、義母は大喜びで大役を引き受けたのでした。いざお料理をハルタくんの口元へ運ぼうとした義母を大慌てで止めたのはゆうさんでした。

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箸の使い回しに嫌悪感

お食い初めの儀式を「ぜひお願いします」とみんなから言われて上機嫌の義母。さっそく自分のお箸でお料理をハルタの口元へ運ぼうとすると、ゆうが慌てて止めて「それ母さんが使った箸だろ?」と言いましたが「それが何か?」と余裕の義母。「虫歯がうつるから・・・」と言いかけたゆうに義母はフッと鼻で笑いました。

「あら~ゆうくん」と、勝ち誇った笑みで義母は言いました。「お箸とかお皿の共有はしても虫歯にはならないって今言われているのよ~?」ゆうは何も言い返せません。

「あなたたち親なのに最新の情報も勉強していないのかしら~」と上から目線でくすくすと笑いながら言われて、ゆうは思わず「・・・知ってるよ」とつぶやき、「母さんの箸を使って欲しくないから言ったの!」と言い返しました。

あぁ、言っちゃった。夫の言葉に一瞬固まった義母でしたが、「それってどういう意味!?私が汚いってこと!?」と怒り出しました。夫も「そこまでは言ってないだろ!!でも嫌なんだよ!!」と引きません。

それでも孫がすぐそばにいるおかげか、義母はすぐにニッコリ笑って気持ちを切り替え「私は汚くないし祖母なんですよ?大丈夫よ。ね、ハルタちゃんと」ハルタのそばへ。義母の箸をまた使われやしないかと心配しかない私は「あっでも、うつるのは虫歯以外にも」となんとか回避理由を探しました。

大人が使った箸を赤ちゃんと共有することは、多くの場合、「単純に嫌!」と思うママさんが多いようです。今までは虫歯がうまい言い訳になっていましたが、使えなくなって喧嘩になったり、または我慢しなければならず困る人もいそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
9歳男児6歳女児の2児の母です。

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