子どもはどうして嘘をつくの?気質によって異なる理由。陰陽五行からみる効果的な親の対処法

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子どもが嘘をつくのはどうして?言い聞かせても効果がない気がする・・・どうしたらいいんだろう?そんな悩みについて株式会社VITACE代表取締役の松岡美奈子さんから、陰陽五行思想の視点を交えたアドバイスをお伺いしました。

気質を理解して子どもの心に寄り添う対応術

「宿題やったよ」「友達と遊んでいただけ」子どもが嘘をついたとき、どう対応すればいいのか悩む保護者の方は多いのではないでしょうか。
こんにちは、株式会社VITACE代表取締役の松岡美奈子です。今回は、陰陽五行思想の視点を交えて、子どもが嘘をつく理由と適切な対処法についてお話しさせていただきます。

はじめに

子どもの嘘に直面すると、「なぜ嘘をつくの?」「育て方が悪かったのかしら?」と不安になりがちです。しかし、陰陽五行思想では、人にはそれぞれ異なる「気質」があり、その特性を理解することで、子どもの行動の背景が見えてくると考えます。
大切なことは、嘘をついた子どもを頭ごなしに叱るのではなく、「なぜこの子は嘘をついたのか」をその子の気質から理解することです。

子どもが嘘をつく理由を気質から理解する

あなたのお子さんの気質を確認してみてください。

陰陽五行理論では、人の気質を「木・火・土・金・水」の5つに分類します。それぞれの気質によって、嘘をつく理由や背景が大きく異なります。

【気質別の嘘をつく傾向】
木の気質:正義感が強いため、嘘をつくことは余程のことと捉えた方が良いでしょう。競争心から優位に立ちたくて嘘をつく場合があります。
火の気質:注目を集めたい、面白くしたくて嘘をつくことがあります。また、相手の気持ちを考えるあまり真実が言えなくて嘘をついてしまうこともあります。
土の気質:自分が怒られたくない気持ちが強く、バレなければいいと考えがちです。正義感やコンプライアンスに欠ける傾向があります。
金の気質:嘘をついてまで自分を偽ろうとはしない傾向が強く、嘘をつくのは余程のことです。完璧でありたい、期待に応えたくて嘘をつく場合があります。
水の気質:深く考えすぎて真実を伝えるのが難しく、先延ばし癖があって後で嘘になってしまうことがあります。

親の気質による反応の違いを知る

嘘をつく理由とともに、それがバレた時の対処方法も気質によって異なります。さらに、親側の嘘に対する反応も気質により異なることを理解しておきましょう。

【親の気質別・嘘への反応傾向】
木の気質の親:正義感が強いため、子どもの嘘に対して厳しく対応しがち。理由を聞く前に叱ってしまう傾向があります。
火の気質の親:感情的になりやすく、その場の雰囲気で反応が変わりがち。一貫性のない対応になることがあります。
土の気質の親:争いを避けたがるため、嘘を見て見ぬふりをしたり、曖昧に済ませたりしがちです。
金の気質の親:完璧主義で規則を重視するため、嘘に対して非常に厳格に対応します。子どもを追い詰めてしまうことがあります。
水の気質の親:慎重に考えすぎて、対応が遅れがち。子どもの気持ちに共感しすぎて、適切な指導ができないことがあります。

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