義母からのサプライズが嬉しくない。

生後6か月のあかりを義父母に会わせるため、義実家を訪れる予定をしていた夫と私。明日義実家を訪ねるという日の前日、義母からの連絡で「サービスエリアに来て」と言われ困惑していると、「さすがに生まれてまもないあかりを連れまわすなんて無茶しないでしょ」と言う夫のことばに、ミサさんは心を落ち着けました。でも、「あぁ、まただ。お義母さんはいつも人を振り回しても全然気づいていない。せめて行き先くらい教えて欲しい」と心の中で呟きました。
そして翌朝。

「大丈夫かな。一応あかりの荷物は多めに準備したけど。どこ行くんだろ・・」不安で仕方がない私に、「大丈夫。足りなければ途中で買おう。母さんサプライズ好きだからさー。悪いけど、ちょっと付き合ってあげてよ」と夫はサラリと言いました。私には今、そんな余裕ないんですけどね。

「『悪気がない』のは分かってるけど・・私の気持ちなんて全く無視。サービスエリアなんて人混みすごいし本当は行きたくない。サプライズなんて今はいらない!」と心の中はずっとモヤモヤしていました。

待ち合わせ当日、サービスエリアに到着すると、「ヨシオ~」と嬉しそうな声が。「久しぶり!ヨシオあかりちゃん~元気だった?」そう言った後で、「あっ、ミサさんも」と小さな声で付け足す義母。いつものことなので驚きません。

「母さん父さん久しぶり~。元気元気」と言う夫の隣で「お久しぶりです」と挨拶しながら、「私の『ついで感』すごいな・・」と心の中で呟きました。義母は夫と娘に会えてとても嬉しそうです。

「ところでなんでサービスエリア?」すぐに夫がたずねましたが、「フフフッわからない方がワクワクするでしょ~!お楽しみよ!」と言ってウインクする義母を見て、「ワクワク!?不安しかないんですが」と、私の心はますます沈んでいくのでした。
生まれたばかりのあかりちゃんを義父母に会わせようと、義実家に行くことになったミサさんは、義実家に行く前日、突然「明日はサービスエリアに集合!」と言われ、不安でいっぱいに。「さすがに無茶はしないでしょ。あかりは生まれたばかりだし」と言うヨシオさんの言葉を信じたものの不安は消えません。
そして翌朝。約束の日になってもまだ不安だらけのミサさんは、ヨシオさんに、「悪いけどちょっと付き合ってあげてよ」と言われ、「『悪気がない』のは分かってるけど・・サプライズなんて今はいらない!」と心の中で呟きました。
そして待ち合わせのサービスエリアに到着すると、「ヨシオとあかりちゃん元気だった?」と悪気がなくミサさんをはぶく義母に、「私の『ついで感』すごいな・・」と呆れるミサさん。
ヨシオさんが、「ところでなんでサービスエリア?」と義母にたずねると、「わからない方がワクワクするでしょ~お楽しみよ!」とウキウキしながら言う義母に、「ワクワク!?不安しかないんですが・・」とミサさんは心の中で毒づきました。
悪気もなくミサさんを透明人間扱いする義母。これが敢えてじゃないなんてとても信じられませんよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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