イジメに負けなかった小2の私[71]


性根先生のまるさんへの対応は強制的だったと認めた校長先生。

お母さんは「他にも、一番小さいのに組体操で一番下に配置されるなど色々あったんですけど・・」と他にもいじめ行為が多々あったと話しましたが、

「一番許せないのは・・校長先生、『石けん水ごはん』って食べたことあります?」と校長先生に問いかけたお母さん。

校長先生は「石けん・・水ごはん・・?」と口に出しながら、これまで以上に青ざめます。

「給食を時間内に食べ終わらなかったからという理由で、性根先生がうちの子に水と石けんを混ぜたご飯を・・」

「無理矢理食べさせたんです」お母さんの言葉に、ばつの悪そうな表情になる性根先生。

すかさず性根先生が「それはっ!教育でっ!」と言い訳しようとすると、「教育・・?」とお母さんの顔色が変わります。

お母さんは椅子から立ち上がると、性根先生をまっすぐ見て「これは教育ではなく『いじめ』です」ときっぱり。さらに「そして・・」と言葉を続け、

「教師としてではなく、『人間として』最低の行為です」と怒りを滲ませながら強く言いました。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
石けんと水の入ったご飯を食べさせるのが教育だなんて・・納得できるはずがありませんね。