[12]付き合うなら仕事ができる人。諦める想定が「約束」になった。年の差婚|ママ広場マンガ

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前回のお話

15歳差の新入社員加賀谷くんに告白されたユリ。出張先でホテルまで送ってもらっている間、恋愛対象になれないのかと聞かれ、15歳も年の差があることを伝えたものの全く気にしない様子の加賀谷くん。仕事を始め、色々な人を見るようになってユリに惹かれていったと話した後、「どうしたら、僕を男として見てくれますか?」と聞かれ、ユリは言葉を失いました。

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年の差婚[12]苦し紛れに出した私の条件を笑顔で受け入れる彼

出張先でホテルまで歩いていた時、「どうしたら僕を男として見てくれますか?」と加賀谷くんに言われ、「・・・し、仕事できる人がいいの!」考え込んだ末にそう言った私。

「加賀谷くんはまだ入ってきたばかりだし、一人前に仕事できないでしょ。だから・・」と言うと、「・・じゃあ、仕事ができるようになったら、僕を見てくれますか・・?」とすぐに言う加賀谷くん。「え゛・・で、でも加賀谷くんが一人前になるのいつか分からないし!それまでに私だっていい人がいるかも・・」と慌てて言うと、「・・わかりました」加賀谷くんが言いました。

「それって、僕の仕事が一人前になって・・その時、谷口さんに相手がいなかったら考えてくれるってことですよね」笑顔でそう言う加賀谷くんに、「えっ・・う、うん?そういうことに、なる・・のかな?」と戸惑いながら答える私。

そしてホテルに到着。「あ!谷口さんのホテルここですね」と言う加賀谷くんに、「あっうん、送ってくれてありがとう・・」と言うと、「さっきの話、約束ですからね!僕、頑張るんで!おやすみなさい」笑顔でそう言った後、自分のホテルに向かう加賀谷くん。「は・・はい。おやすみ・・」と見送りながら「加賀谷くん、本気だったんだ・・」とまたまた動揺してしまいました。

「どうしよう。勢いで押し切られてしまった・・。仕事ができるようになったら・・なんて約束、いや、いやいややっぱり無理だよ!私には考えられない・・」色々な思いが頭の中を駆け巡った夜。そして、この日以降、加賀谷くんとこの話をすることはなくなったのでした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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