年の差婚[7]話しかけられるとついつい動揺。ランチに誘われ広がる妄想。
加賀谷くんに告白されたものの、加賀谷くんがあまりにいつも通りでなんだか信じられない。そう思っていたある日、「谷口~、明日の出張なんだけどさ、打ち合わせ長くなりそうで・・泊まりでも大丈夫か?」と聞かれ、「はい!大丈夫ですよ」と即答した私。
すかさず「じゃあ夜ご飯おいしいところ、よろしくお願いしますっ!」と言うと、「お前は・・」と呆れながらも「じゃ、先方さんオススメのところ行ってみるか」と部長。「はい!楽しみにしてます!」とご機嫌で返事をすると、「ほいほい、じゃ頼むわ」と約束が成立!
「夕飯楽しみ~!」とワクワクしていると、加賀谷くんが!「谷口さん、修正終わりました。確認お願いします」私は浮かれていただけだったけど、加賀谷くんがじっと見つめていたような・・?
「あっ・・早かったね、ありがとう!」なるべく平静を保つようにして加賀谷くんにそう言うと、「お願いします」といった後で、「あ・・谷口さんって、今日のお昼どうする予定ですか?」突然加賀谷くんにたずねられ「えっ」とやっぱり動揺してしまいました。
すると、「田中さんたちとみんなでランチ行こうって話してて、谷口さんもどうですか?」「あっ、みんなで!?うん・・行こうかな!」と答えながら「びびびびびびっくりした・・!!二人でかと思った!!」と心臓はバクバク!「やった!田中さんにも伝えておきます」と笑顔の加賀谷くんに「うん、ありがと」と答えたものの、「なんか・・加賀谷くんいつも通りだし、気にすることなかったかも・・」
「あ・・もしかして、ランチの時にみんなでネタばらし・・?」と加賀谷くんにドッキリを仕掛けられたと想像した私。「『え~~~!本気かと思って焦ったよ~!!』・・・ってノってあげないとね・・」と考えながらやっぱり動揺していたのでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。