[14]「あなたのため」と先生の理不尽な圧。イジメに負けなかった小2の私|まるの育児絵日記

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前回のお話

小学校で担任の先生にいじめられているまるさん、学校給食で残った牛乳を取りに来なさいと言われ、黙っていると、「みんなより小さいんだから、努力しなさい」と理不尽な言葉を浴びせられ、納得がいかずに先生を睨みつけました。「牛乳、飲みなさい」と先生が机にドンッと牛乳を置くと、友達のタケシくんが「オレ飲むわ」と言ってくれ、「私は一人じゃない」と思えたことが、まるさんの救いなのでした。

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私をいじめたのはまさかの担任でした。[14]

休んだ人の分の牛乳は、「背の低い人が飲む」というルールは、その翌日も続きました。「はい、まるさん!牛乳取りに来なさい」と当たり前のように言う先生。

しかし・・「先生ー!オレ牛乳飲みたいです!」「僕もー」と、牛乳は男子にとても人気があったのでした。

男の子たちの言葉を聞き「ぐっ・・」と言葉に詰まる先生は、「・・わかりました。じゃあ牛乳は今まで通りじゃんけんで」と不満そうに言いました。

「やりーっ!」「じゃんけんー」うれしそうにはしゃぐ男の子達の隣で、「ホーッ、よかった・・」と胸をなでおろすまるさん。

すると、「じゃあ、まるさん。余ったおかず取りに来なさい」にこっと不敵な笑みを浮かべて先生が言いました。

「・・・え?」先生の言葉に絶望的な気分になるまるさん。

「いっぱい食べて大きくならないと。先生はまるさんのために言ってるの」勝ち誇ったように笑顔を浮かべて先生が言いました。


※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
どうしてここまでまるさんを目の敵にするのでしょう。先生がどう思っているのか知りたいです。

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