義母の刃が刺さらない![8完]嫁のド正論の子育て観をお見舞いされた義母
そしてこの日ついに・・。いつも笑顔で義母の刃を交わしてきたみなみちゃんが、刃を抜いたのです!
長女由奈ちゃんの1歳の誕生日のこと。「1さいだね~」「おめでと~」「写真とろ~」由奈ちゃんのお誕生日をみんなで祝おうとにぎやかにパーティーをしていました。
すると突然、「ばーばのあげる。ほら、あーん」と義母の使っていた箸でおかずをつまみ、由奈ちゃんに食べさせようとする義母!それを見ていたみなみちゃんの表情が変わりました。
「ダメッ!!」そう言って、義母の腕をガシっと掴むと、「えっ」義母は驚いて箸を放してしまいました。
そして、「お義母さん、それ菌がうつるんですよ。大人が使った箸を赤ちゃんと共有したらダメ。お義母さんの時代に当たり前だった常識が今では非常識となっている場合も多々あるんですって。私は娘を絶対に虫歯にさせたくないし、、今の子育てをちゃんと情報収集していますから大丈夫ですよ」サラリとド正論を言うみなみちゃんに「そ、そうなの?」とたじたじの義母。そのやりとりを見て「えっ、そこは噛みつくんだ」と意外な気持ちに。
そしてその後案の定、「・・まったくみなみちゃんは、いつもあー言えばこー言うのよ。毎日家にいるのに散らかってるし、この前家に行った時にトイレの洗面台のほこりがすごくてびっくりしちゃったわよ。あれはダメね。トイレは一番キレイにしとかなくちゃ。トイレの窓ガラスまでピカピカにしてやったわよ。服装ももう少し地味にしてほしいわね。この前角の家のおばあちゃんにもイマドキねなんてブツブツ・・」散々みなみちゃんの文句を聞かされたのでした。]
その後、「あらやだっ、まだおむつはかせてるの?お漏らしさせてもいいからパンツを・・」といつものように文句を言う義母に、「大丈夫ですよ~。トイトレは保育園と家でゆっくりやってまぁす」と笑顔で返すみなみちゃん。そう、やっぱり相変わらずな2人なのでした。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi