前回の話
元彼女ジュリ実さんによる妻めいさんへの付きまといがきっかけで、今もジュリ実さんに未練が残るものの家族のことを想いもう会わないと決めたろみ緒さん。しかし、ろみ緒さんの思いはジュリ実さんには全く届かず、何度断っても夫婦カウンセリングに一緒に来てほしいとジュリ実さんは食い下がりました。その夜、ご主人から電話で「話し合った方がいいと思う」と言われ感情的になったジュリ実さんは「ろみ君なら」と口に出してしまい、夫にろみ緒さんの存在が知られます。
妻は2番目に好きな人[67]
ろみ緒さんが夕食を食べていると「ねぇ」とめいさんが話しかけました。「・・・ん?」とろみ緒さんが聞き返すと、
「あのさ、ジュリ実から連絡とか来てないよね?」とめいさんに聞かれ、ろみ緒さんはドキッとします。
会社帰りにジュリ実さんに待ち伏せされカウンセリングに同行して欲しいと泣かれたろみ緒さんですが、「言わない方が良いこともあるよな・・・」と考え「いや特に」と答えました。めいさんは「そう、分かった」と答え、それ以上は何も聞きませんでした。
めいさんに隠し事をしてしまったろみ緒さんですが、「俺は断った。今度こそやばいって分かってるから」と自分を正当化。ろみ緒さんは会いに来たジュリ実さんに「ごめん。今俺さ離婚危機なんだ」と事情を説明していました。
しかし、「いきなり連絡できないなんて酷いよ。明日電話で話さないと納得できないっ」とジュリ実さんに泣かれたろみ緒さん。
家族も大事だけれどジュリ実さんのことも傷つけたくないと思っているろみ緒さんはジュリ実さんに泣かれ胸が痛みましたが、気付かないフリをしました。翌朝、「行ってきます」といつも通りに家を出たろみ緒さん。
ろみ緒さんが「今日で最後の電話にするから」と心に決めていたその夜、ろみ緒さんのスマホに知らない番号から電話がかかってきました。「ん?誰だ?」ろみ緒さんは不思議に思いました。
電話をかけてきたのはまさかのジュリ実さんのご主人。ろみ緒さんはその場で固まりました。
次の話
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!
[編集コメント]ママ広場編集部
ろみ緒さん、めいさんに嘘をついてしまいましたね。