前回の話
育休中の友人ナオから届いた「もう限界かも。助けてほしい」とメッセージを受けたサツキとよっちゃんは驚きました。バリバリ働くキャリアウーマンだった頑張り屋のナオなので、2歳と0歳のお子さんのワンオペ育児でもきっと持ち前のバイタリティで乗り切っていると思っていたからです。でも実際にはナオはいつも仕事で忙しく家にいない夫に頼ることもできず、ひとりでストレスを抱えていたのでした。
限界だったワンオペ育児[2ー1]駆けつけた友人たち
ナオから『助けてほしい』とメッセージが届くなんてきっと相当辛いのだと思った私は、すぐに夫に事情を話し、急いでナオの家に向かいました。
向かう途中、よっちゃんからも『ちょっと遅れるけど行きます』とメッセージ。
ナオの家に着いた私は、「急にごめんね」と力なく笑顔を作ろうとするナオの疲れ切った顔を見て驚きました。
でも、急いでいつも通りのフリをして「全然!なんか高校の時みたいじゃん!」と努めて明るく振舞いました。
0歳児を抱っこし「散らかっててごめんね」と恥ずかしそうな、申し訳なさそうな様子のナオに「子どもいたらこんなもんだよ」と言いました。「うちも子ども小さい時、キリないから片付けるのやめたもん!」と言うと、ようやくナオは「ふふ、さつきらしい!」と笑顔になりました。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集・作画:マキノ