前回のお話
共働きで働く妻ちひろさんと夫良平さん、息子翔くんが保育園から呼び出しを受け、どちらが看るかで言い合いに。自分ばかりが仕事を休んで会社に迷惑をかけていると自分を責めていたちひろさんに「緊急連絡先を俺の会社に」と提案する良平さん、２人で向き合って話すことになり、ちひろさんはこれまで抱えていた想いを正直に話し、良平さんは静かに聞いていたのでした。
それぞれの想い［１４－１］何ができなくて何ならできるのか話し合った
ちひろさんの想いを静かに受け止めた良平さんは、「ちひろは、自分の状況を全部話してくれた」と、今の自分の状況をちひろさんに伝えました。「忙しい」の一言でなく、何が忙しいのか、何が出来なくて何だったら出来るのかを話し合った２人。「お互い『忙しい』という言葉で、いろいろなものを省いてしまっていたのかもしれない」と良平さんは思いました。
そして、「ようやく、俺たちはちゃんと『話せた』」そう感じたのでした。その後、「・・というわけで、保育園からの連絡先を私に変更したいんです。これからはもっと子どもと・・妻と向き合いたくて」良平さんは言葉通り、自分の連絡先を保育園の緊急連絡先としたいという希望を伝えたのでした。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案：ママ広場編集部 脚本：のきわだ 編集：石野スズ
作画：マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。SNSで育児絵日記を描いています。
