前回の話
同級生のさなかちゃんに貸したマンガに落書きされてしまったまるさん、毅然と弁償を求めたところ、渋々弁償を承諾した後で新品のマンガを渡され、マンガ騒動もなんとか終着、その後さなかちゃんには何ひとつ貸さないようにしていたものの、普通に家に遊びに来ていたさなかちゃん、そしてある日、まるさんが友達３人で「クリスマス会をやろう！」と盛り上がっていたところ、その話をさなかちゃんは近くで聞いていたのでした。
母が私の友達に冷たい［６７］
そして迎えたクリスマス会当日のこと。「いらっしゃーい！」と出迎えたまるさん、約束していた友達２人に、さなかちゃんもしっかりいたのでした。
「みんなー！持ってきたプレゼントはおばちゃんとこ持ってきてー。プレゼント交換まで預かっておくから」「はーいっ」まるさんのお母さんがみんなに声をかけました。
プレゼント交換を楽しみに、わいわいにぎやかなお友達、そこから少し離れたところで１人立っているさなかちゃん。
「プレゼント預けたらリビングに行ってー」「はーい」お母さんの声がけでプレゼントを預けた子ども達は順番にリビングに移動しました。そしてお母さんとさなかちゃんの２人に。
「さなかちゃん、プレゼントは持ってきてる？」お母さんがたずねると「わ、忘れちゃって。ちゃんと用意したけど置いてきちゃって・・」と慌てて答えるさなかちゃん。「そっか」お母さんはそう言いました。
すると、「じゃあ、これ。これをさなかちゃんが持ってきたってことにしなさい」そう言ってラッピングしてある袋をさなかちゃんに差し出しました。
「わあ！おばちゃんありが・・」さなかちゃんがそう言い掛けると、「そのかわり！」すかさずさなかちゃんに話しかけるお母さん。
「おばちゃんと約束して」お母さんはさなかちゃんに交換条件を提示しました。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
［作者］まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
［編集］ママ広場編集部
さなかちゃんがプレゼントを持ってだろうと想定したお母さんの行動、素晴らしい！このプレゼントと引き換えにする交換条件、気になりますね。
