前回の話
さなかちゃんに貸したマンガに落書きをされ、毅然と弁償を求めたまるさん。渋々弁償を承諾したさなかちゃんは、2週間後にちゃんと新品のマンガを持ってきてくれました。まるさんがホッとしていると、マンガのことなどなかったかのように「じゃあ今日遊びに行っていい?」とあっけらかんと言うさなかちゃん。お母さんがいないからダメだとまるさんが断ると「じゃあ明日行くね。火曜だからおばちゃん休みだもんね!」と強引に約束を取りつけるのでした。
母が私の友達に冷たい[66]
マンガ騒動があってからは、さなかちゃんには何ひとつ貸さないようにしていたまるさん。それでもさなかちゃんは、気にせず今まで通りまるさんの家に遊びに来ていました。
そして、まるさんの家に遊びに来たさなかちゃんは、まるさんのお母さんに度々怒られていました。台所から「コラッさなかちゃんっ」とお母さんの声が聞こえ、「お母さんまた怒ってる・・・」と、お母さんがさなかちゃんをよく叱っていることは気付いていたまるさん。
しかし、さなかちゃんは叱られたことを気にする様子もなくケロッとしており、お母さんも詳しく話すことは無かったのでまるさんは違和感を覚えながらも特に気にしていませんでした。
ある日の学校の休み時間。まるさんは仲良しのお友達と「クリスマスパーティーしたいねー!」「わー!いいねー!」とクリスマスパーティーの話題になりました。
自宅でのパーティー開催をダメと言われたことがなかったまるさんが「じゃ、ウチでやるー?」と言うと「いいのーっ!?やったー!プレゼント交換もしたーい!」と盛り上がり、まるさんの家でクリスマスパーティーをすることが決まりました。
まるさん達のこの会話が聞こえてきたさなかちゃん。「クリスマス会・・・プレゼント・・・」と何やら想像して呟いています。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
クリスマスパーティー開催の話を聞きつけたさなかちゃん、当然参加すると言うのでしょうね(汗)