さすがの切り替えの早さ。弁償後すぐにいつも通りの図々しさを発揮する私の友達に冷たかった母[65]|まるの育児絵日記

前回の話
さなかちゃんから返してもらったマンガに落書きを見つけたまるさんは、翌日学校でさなかちゃんに抗議。しかし「証拠もないのに疑うなんて酷い」とまるさんに罪悪感を与えたり、弟のせいにして許してもらおうとするさなかちゃん。しかし、まるさんは毅然とした態度で「弁償して」と言いました。「弁償してくれないならお母さんに言う」と言われ焦ったさなかちゃんは、渋々弁償すると約束してくれました。

母が私の友達に冷たい[65]



マンガを弁償すると言ったさなかちゃん。

「でも、今すぐには無理だから・・・少し待って」とさなかちゃんに言われ、まるさんは「分かった」と了承します。このとき小学2年生だったまるさんは、「いつまでに弁償して」と期限付きにするという考えにはまだ至りませんでした。

それから2週間ほど経ったある日、さなかちゃんに声をかけられたまるさん。

さなかちゃんは「はいコレ。しじみちゃん、新品」と言って約束通り新品のマンガを持ってきました。

「遅くなってゴメンね!」と謝罪の言葉もあり、まるさんは「うん、いいよ」と言って受け取りました。マンガはちゃんとビニール付きで未開封の新品だとわかり「よかった」とホッとしたまるさん。

すると。ついさっきまで申し訳なさそうにしてたさなかちゃんが「じゃあ今日、遊びに行っていい?」とコロリと態度を変えました。

「今日お母さんいないからダメ」ときっぱりまるさんに言われ、仕方なく引き下がるさなかちゃん。

しかし。「じゃあ明日行くね。火曜だからおばちゃん休みだもんね!」と、まるさんのお母さんの休みをちゃっかり把握しているさなかちゃんが有無を言わさず遊ぶ約束を取りつけてきました。さなかちゃん、さすがですね。

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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
さなかちゃんの切り替えの早さ、さすがです。さなかちゃんに「気まずい」という感覚はないようですね。

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