前回の話
さなかちゃんに貸してなかなか返してもらえなかったマンガをようやく返してもらったまるさん。しかし、家に帰って中を確認してみると、ページいっぱいに赤色で盛大な落書きがされていたのです。お母さんに報告すると「まるはどうしたい?」と聞かれ「弁償してほしい!」と答えたまるさん。酷すぎる行為を許せないまるさんは、さなかちゃんに抗議することにしました。
母が私の友達に冷たい[62]
翌日。学校でさなかちゃんに声をかけたまるさん。
「これ!どういうことっ!?」と落書きだらけのマンガを見せて言いました。
マンガの落書きを見ると「え!何コレ!どーしたの?ヒドッ!」と大げさに驚いて見せるさなかちゃん。「どーしたって、コレさなかちゃんでしょ!」とまるさんは詰め寄ります。
すると「え・・・?・・・私?」ととぼけるさなかちゃん。
そして「イヤイヤ。言ったじゃん!読むヒマなくて開いてもないって!だから私じゃないよ!」と全否定。
さらに「私の前にも誰かに貸してるよね?その後、中身の確認した?」と指摘してきたのです。
そう言われると、他の子にも貸しているし、中身の確認もしていなかったまるさんはさなかちゃんに強く言えなくなりました。
「でも!返してって言ってもなかなか返してくれなかった本に落書きされてたら、疑っちゃうやん」と言ったまるさん。その言葉を聞いたさなかちゃんは何か考えているようでした。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
さなかちゃん、小学2年生とは思えない鋭い切り返しですね。疑われても仕方のない行動をしていたさなかちゃんですが、まるさんの言葉にどう返すのでしょうか。