前回のお話
一時は離婚寸前だったいちろうさんとかおりさん夫婦ですが、信頼し協力し合える関係を取り戻すことができました。それから５年後、両親のお店を継ぐと決めていたかおりさんは、お父さんの配慮もありこはるちゃんが幼稚園に入るのを待ってお父さんのもとで修業を開始。そんなかおりさんをいちろうさんが会社勤めをしながらしっかりサポートしています。頼りなかったいちろうさんは、今ではすっかり頼れるパートナー、良い父親になっていました。
夫が育児をなめくさってる件［２０１完］
この５年の間にも色々なことがあったと振り返るかおりさん。それでも乗り越えることができたのは、夫婦でしっかり話し合うことが出来ているからだと感じています。
５年前のことを思い返し、「あの時本音で思いきりぶつかれた事が良かった。相手の未熟さも自分の未熟さも受け入れて思いやりを持ち続ける・・・それが私たち夫婦の生き方」と強く思うかおりさん。
お店では、いちろうさんの実家から届いた魚をみんなで食べようとお父さんが提案。「かおり、お前が捌いてみるか？」とかおりさんに声をかけました。
かおりさんは「はい、まかせて！」と嬉しそうに答えました。そして夕食の時間。かおりさん、いちろうさん、こはるちゃん、そしてかおりさんのお父さんとお母さん、５人の笑顔が溢れていました。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
［作者］くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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