前回のお話
別居して実家暮らしのかおりさんが自宅に帰り、いちろうさんの部屋に入って見つけた実家の食堂「和香」のお品書き、お母さんの言葉やいちろうさんとのメッセージのやりとりを思い出して、「もしかして新しく入ったアルバイトって・・!」という考えに至りました。かおりさんの思った通り、昼営業を終えた食堂にはいちろうさんの姿が!とても疲れ切った表情のいちろうさんをお父さんが心配しつつ、かおりさんに内緒でお店を手伝っていることについて「賛成はしていない」と伝えました。
夫が育児をなめくさってる件[180]
「君がウチの仕事を手伝いたいと言ってきた時、私が出した条件は覚えているかね?」とたずねるお父さん、「もちろんです・・!!」そう答えながらそのやりとりを思い出しました。「お願いします!!仕事を手伝わせてください!!」
かおりさんの実家の食堂を訪ね、突然仕事を手伝いたいと言い出したいちろうさんに、「ちょっ、ちょっといちろうさん!?何なの突然」お母さんは驚いてたずねました。「かおりさんとこはるをご実家に帰すことになってしまい、ご迷惑をおかけしてる上に、急におたずねしてこんなお願いをするなんて自分勝手は百も承知です!!」頭を下げながらそう話すいちろうさん。
「ですが、これが今の自分が、家族のためにできる最善の行動だと思っています!!どうか・・どうかっお願いいたします!!」そう言って頭を下げるいちろうさん。
すると、「頭を上げなさい」「!!」とお父さんの声。そして「そこまで言うなら聞かせてもらおうか・・君の覚悟を!!」と凄みながら言いました。
いちろうさんの申し訳ないという思いと覚悟、聞かせてください!!
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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