前回のお話
夫いちろうさんと別居し実家にいるかおりさんは、結婚前に初めていちろうさんの実家に行ったときのことを思い出していました。離島にある実家で楽しい数日間を過ごして帰る日、いちろうさんのご両親も島のことも大好きになったかおりさんでしたが、なぜかかおりさんの心はモヤモヤしていました。
夫が育児をなめくさってる件[163]
いちろうさんの実家を出て空港に向かうかおりさん達。かおりさんは、いちろうさんを見つめながら「やっぱりこの人だいぶ変わってるなぁ・・・」と改めて感じていました。
「よく言えば純粋無垢。悪く言えば自分勝手で子供っぽい。付き合ってて何となく感じてたけど、今回ではっきり分かった事がある。いちろうさんは・・・」
「友達や彼氏なら楽しいけど、夫になったら大変なタイプ!!私がここに来たいって言ったのも結婚とか意識しての事なのに、この人全く気付いてないし・・・」いちろうさんとの結婚を考えていたかおりさんですが、今までなんとなく不安に感じていた部分により一層不安を感じ始めます。
「一緒にいて楽しいし悪い人じゃないけど、いちろうさんとの結婚は・・・ない・・・かも・・・。別れた方がいいの・・・かな・・・」いちろうさんとの結婚はないかもしれないと思い始めたかおりさんは、別れた方がいいのかもしれないという考えが頭をよぎります。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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