前回のお話
妻かおりさんと夫いちろうさんがまだ学生だった頃のこと、いちろうさんが離島出身だと聞き、ご両親は魚を獲るのが上手なお父さんと料理が上手なお母さんだと聞き、会ってみたい!と2人で離島を訪れることにしました。無事離島に到着し、かおりさんが「いちろうさんのご両親に初めて会うなんて緊張しちゃう」と思っていたところ、「あんれぇ、いち坊かぁ!!」と驚く男性に、「しばじぃ!お前ぇ、老けたなあ」辛口すぎる挨拶に「エッ!?失礼すぎん!?」とかおりさんは驚きました。
夫が育児をなめくさってる件[156]
いちろうさんのご両親に会うために歩いていたいちろうさんとかおりさん、すると「あんれぇ?いち坊かぁ!」と声を掛ける男性の姿が!まじまじと見つめたいちろうさんが「しばじぃ!お前ぇふけたなあ!」と言うと、だっはっは!やかましいわ!」と大声で返してくれました。そして「おっ!」そう言ったかと思うと、「こっちの方は・・?」とかおりさんの方を見ながらたずねました。「あっ、私は徳永かおりです」かおりさんが挨拶すると「僕の彼女さんだよ」といちろうさんも言いました。
すると「でぇええ~~っ!!かっ、彼女さん~~っ!!」と驚くしばじぃさん。「あのぐりぐり坊主だったお前にかぁ!?」といちろうさんをからかいました。「おいおい、いつの話してんだよ~」と答えながらも、しばじぃさんとのやりとりを楽しむいちろうさん。
「こんな可愛らしい子がなぁ~!ちょっとウチ来るべ。ばあさんにも会ってけ」突然の出来事に興奮気味のしばじぃさんの言葉に「えっ」と戸惑うかおりさん。すると「ばぁちゃん、まだ生きとったんか!?」とうれしそうに話に加わるいちろうさんに、「あったりめぇだばか!95歳で元気もりもりよ」としばじぃさんも答えます。
そして「ばぁちゃんの佃煮久しぶりに食いてぇ~」「おう食ってけ食ってけ!」しばじぃさんといちろうさんが盛り上がって話し出し、戸惑うかおりさんは、「ちょっ、ちょっと・・」と実家に行く時間が迫ってるんだけど・・と思いかおりさんは動揺してしまいました。
久しぶりに帰って来た島でテンションが上がったいちろうさん、しばじぃさんもとっても楽しそうな方ですね!
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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