盗みをした子のためを思い、パチプロで酒浸りな親と話すことを決意。私の友達に冷たかった母[32]|まるの育児絵日記

前回の話
まるさんのクラスメイトのお母さん前田さんと話していると、さなかちゃんが前田さんの家でも服を盗んでいたことが判明。まるさんのお母さんがさなかちゃんの親に話しに行くと言うと、前田さんは「いやいや!ムリ!ムダ!話にならんよ!」と全力で伝え、さらに、さなかちゃんの両親はパチプロで日中はほぼ家にいない、とまるさんのお母さんが知らなかった新情報をくれました。

母が私の友達に冷たい[32]



前田さんから、さなかちゃんの両親がパチプロだと聞いたまるさんのお母さん。

「親2人どもパチプロ!?」と驚いて聞き返すと、「そう。んで、2人とも酒浸り」とさらに追加情報をくれる前田さん。

さなかちゃんの両親がパチプロで酒浸りだと聞いたまるさんのお母さんは「学校には前に電話で、さなかちゃんが放置されてるんじゃないか?って伝えたけど、結局それからも親は何も変わってない様子だしな・・・」と考えました。

「ウチがあの子を出禁にしても標的がまた他の家に変わるだけで、あの子はきっと反省もしないやろ」さなかちゃんを出禁にするだけでは問題は解決しないと考えたまるさんのお母さん。

「まだ2年生やし。やっぱ親とちゃんと話せなあの子のためにならんな」前田さんには話しても無駄だと言われましたが、それでもまるさんのお母さんはさなかちゃんの親と話しをすると決めました。

「た、卵さん・・・本気?」前田さんは信じられないといった様子で聞き返しましたが、まるさんのお母さんは「本気やけど」とサラリ。

「電話して行くのが筋やけど逃げられる気がするしなー・・・居たらラッキーと思って突撃するかなー」と、どうやってさなかちゃんの親と話しをするかを考えるお母さん。

こうしてまるさんのお母さんは、さなかちゃんのお母さんに話をしに行ったのでした。
父親も母親も定職に就かず酒浸りというさなかちゃんの家庭環境を知ったまるさんのお母さん。一筋縄ではいかないだろうと分かっていても、さなかちゃんのためを思って話しをしに行ったのですね。

-------------------------------
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集コメント]ママ広場編集部
面倒なことになりそうだとわかっていてもさなかちゃんのためを思って行動するまるさんのお母さん、素敵ですね!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事