前回のお話
仕事を押し付けようとしたら断ったいちろうさんに暴言を吐いたことも、ずっと人を利用してきたことも録音されてしまった白石さんでしたが、泣き真似でいちろうさんに謝る素振りを見せていちろうさんの気がゆるんだ瞬間に、いちろうさんの手からボイスレコーダーを奪い取りました。
夫が育児をなめくさってる件[134]
「これがある限り私はずっとアンタに怯えることになる・・・」と白石さんは言いました。さっきまでの涙などもうどこにもありません。
ボイスレコーダーを奪い取られ「な、何を!?」と驚くいちろうさんに「冗談じゃないわ!何をって、決まってるじゃない」
「粉々にぶっ壊すんだよぉ!!」と、白石さんはボイスレコーダーを持った手を思い切り振り上げました。慌てて止めようとするいちろうさんですが、白石さんは本気でした。
白石さんが振り下ろそうとした腕を誰かの手がガッと掴んで止めました。
いちろうさんと白石さんの会話を聞いていた人がいるのでしょうか。間一髪のところでボイスレコーダーは無事でよかったです!
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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