前回のお話
いちろうさんの後輩女性、白石さんは自分が頼まれているプレゼン資料をいちろうさんに押し付けようとしましたが、きっぱり断られて怒り出してしまいます。人を利用して幸せになると言い切る白石さんにいちろうさんは「人は支え協力しあって生きているんだ」と説きますが白石さんは「道徳の授業なの?」とバカにして大笑いしました。
夫が育児をなめくさってる件[131]
バカにして笑う白石さんに「僕はもう中途半端なことはしない、何に対しても。」といちろうさんは言いました。
「だから保険を打った!」
「万が一、君がひどい人で、僕を陥れようとしてきた場合に備えて・・・」
そう言って、いちろうさんは持っていたボイスレコーダーを白石さんに見せました。
「ここでの会話は全て録音してある!!」
一郎さんの言葉を聞いて、サーッと血の気が引いた白石さんです。
「だまし討ちみたいでごめん。でも僕に何かあったら家族を困らせることになる。そんなわけにいかないんだ!」
いちろうさんなら自分の言うことをなんでも聞き入れて思い通りにできると思い込んでいた白石さんにとって、仕事を断られることに加えてボイスレコーダーも録られていたとはかなりのピンチですね。
次の話
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
----------