前回の話
ユウタさんが妻カナコさんとお付き合いをしている時から、2人で過ごす時間を見計らってユウタさんに電話をかけ話をすることで、自分の方が優先なのだと優越感に浸っていたユウタさんのお母さんは、ユウタさん達が結婚してからも夕飯の時や、一緒に過ごしていそうな時間を邪魔するように電話をかけて続けていました。一方カナコさんは、夕飯時にタイミングよくいつもかかってくる義母からの電話にモヤモヤし、自分も会話に参加してみましたが怒られて、ユウタさんが義母の電話を優先してばかりなことに苦言を呈した際には夫婦げんかになってしまったことから、拗らせることを避け、自分が我慢することにしたために家の中でもひとりで過ごすことが増えました。
義母優先夫[14-1]お昼の予定変更
数年経ち、長男ショウくんが誕生してからも、ユウタさんの義母優先は変わることはありませんでした。
それでも、育児に忙しくなったカナコさんはユウタさんが義母と電話ばかりしていることが次第に気にならなくなっていきました。
ショウくんの運動会の日の帰り、カナコさんはツキトくんママに公園へ誘われました。
「お昼買ってみんなで公園いいね!」と盛り上がり、お友達家族たちと急遽公園へ行くことになりました。
「パパさんもどうですか?」と誘われたユウタさんは笑顔で「もちろん大丈夫です。」とこたえ、カナコさんに「ショウは僕が見てるからみんなでゆっくり話しなよ~。」と言ってくれました。優しい言葉に嬉しくなったカナコさんです。他のママさん達も「え~優しい~。うちのパパにも言おう~!」と絶賛されてまんざらでもないユウタさんです。
家族で過ごす時間ができて良かったです!ユウタさんがショウくんを見てくれていると言っているので、ショウ君も喜びますね!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
2歳boy新米ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。