前回のお話
とうとうかおりさん退院の日がやってきました。無事家に帰ってきたかおりさんを迎えて、こはるちゃんもいちろうさんもうれしそうです。そしてもちろんかおりさんも。すると「いちろうさん・・ちょっと歩かない?こはるのお散歩しながらさ」かおりさんにそう言われて3人で散歩に出かけながら、これまで自分自身がやらかしてきたことを思い出していたいちろうさんは「かおりとは、もうこれで最後かもしれない」そう覚悟していました。
夫が育児をなめくさってる件[114]
こはるちゃんとかおりさん、そしていちろうさんの3人で公園までやって来ると、ベンチに腰掛けました。「入院中・・こはるの事本当にありがとう。大変だったよね・・」言葉を切り出すかおりさん。
「・・・お礼なんて」そう答えたいちろうさんは、「かおりが倒れたのも、何もかも全部、僕が悪かったんだから・・」と言いました。
「たしかにめちゃくちゃ大変だったよ。こはるも、かおりがいなくていつもとは違ったしね。でも、かおりがいろいろ教えてくれてたからなんとかなったよ」そう言葉を続けます。
「お義父さんの料理も美味しくて元気でたい、今度あらためてお礼言わないとね」そう言った後で、「・・あの時・・僕が育休を取り忘れて家に帰られなかったあの1ケ月間・・」体を震わせていちろうさんが話しました。
かおりさんが退院し、久しぶりの再会を果たした家族3人、こはるちゃんの散歩も兼ねて公園に行こうと声をかけたかおりさん、こはるちゃんを抱っこして公園に向かっていたところ、こはるちゃんが生まれてから自分自身がやらかしてきたことがどれだけ大切なことだったかと思い出し、「かおりとは、もうこれで最後かもしれない」そう覚悟していました。そして「入院中、こはるの事本当にありがとう大変だったよね?」かおりさんに言われて「何もかも全部、僕が悪かったと話すいちろうさんは、「・・あの時・・僕が育休を取り忘れて家に帰らなかったあの1ケ月間・・」と言葉を続けました。
久しぶりの家族での散歩、かおりさんに「あの話の続き」と言われ、いちろうさんの頭の中はネガティブな感情で溢れていますね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
----------