前回のお話
妻かおりさんが入院したため、いちろうさんはワンオペで娘こはるちゃんのお世話をしていました。そこへかおりさんのお父さんが訪れました。いちろうさんは、かおりさんが入院したのは自分のせいだと頭を下げて謝罪しました。
夫が育児をなめくさってる件[103]
「僕、育児のこと何も知らなくて甘く見てて、かおりに大きな負担をかけてしまって・・・!!」胸の内を話すいちろうさんを、お義父さんはじっと黙って聞いていました。
そして、「頭を上げてくれ。」とお義父さんはいちろうさんに言いました。「かおりから話は聞いている。君は君なりに、家族の為に行動していたんだろ?」
「こうなってしまった原因はかおりにもあるはずだ。私に謝ることじゃない。ただ・・・」お義父さんは一息ついてからいちろうさんの顔を真っ直ぐに見て「私は義父として息子にひとつだけ言いたいことがある。」と伝えました。
「いちろう。仕事を舐めるな!!」そう言ったお義父さんは恐ろしく厳しい顔をしていました。
いちろうさん、お義父さんにビシッと言われてしまいましたね。
次の話
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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