前回の話
まるさんが小学2年生の頃、家に遊びに来ていたお友達のさなかちゃん、まるさんのお母さんは、さなかちゃんのお母さんと電話で話し「これ、訳アリの子やな」と鋭い勘で察しました。そしてある日、仕事が休みだったお母さんが家にいると、まるさんがさなかちゃんと一緒に帰ってきました。挨拶もそこそこに靴も揃えず部屋に入ろうとするさなかちゃんを呼び止めて「人の家に入る時は『おじゃまします』って言って靴も揃えなアカンわ」と注意しました。お母さんをじっと凝視したさなかちゃん、その後しっかり靴を揃え「おじゃましまーす」と言って部屋に入って行きました。
母が私の友達に冷たい[9]
さなかちゃんに玄関で注意したまるさんのお母さんは、靴を揃え「おじゃましまーす」と言って部屋に入るさなかちゃんの行動をじっと観察していました。
そして「2人ともー、そろそろおやつ食べよかー」お母さんが声を掛けると「食べるっ!」すぐさま立ち上がったのはさなかちゃんでした。
「はい、召し上がれ」そう言ってテーブルに出したのは、お母さん手作りのババロアとチョコ棒。
「パァァァ!!」おやつを前に、目を輝かせるさなかちゃんはとってもうれしそうです。
すると、チョコ棒を手に取ったかと思うと自分の方にグッと引き寄せました。それを見てまるさんはビックリ!
そして5本掴んでにぎりしめるさなかちゃん。
「ばりんっ!ぼりんっ!」5本のチョコ棒を一気に口の中に入れながら、まるさんの分のチョコ棒の入ったグラスも放しません。
まるさんは、市販のおやつの時とはくらべものにならないさなかちゃんの勢いに、圧倒を通り越してドン引きしてしまいました。
遊びに来るなり、まるさんのお母さんに注意されたさなかちゃん、言われるまま、脱いだ靴を揃えて「おじゃましまーす」と挨拶して部屋に入りました。まるさんのお母さんは、さなかちゃんの行動をしっかり観察していました。そしておやつの時間に。「おやつ食べよかー」と声をかけると「食べるっ!」とすごい勢いで立ち上がったさなかちゃん、「召し上がれー」と出された手作りのババロアとチョコ棒に驚きの表情を隠せませんでした。すると、咄嗟にチョコ棒が入っている容器を自分の分だけでなくまるさんの分まで手繰り寄せ自分の陣地へ。その後、すぐになくなったら困るから、とまるさんの分のチョコ棒までしっかり掴んで放さない姿に、まるさんはドン引きしていました。
さ、さなかちゃん、こんなに勢いよく立ち上がっては、まるさんの家に遊びに来る目的が、おやつだと思われてしまいますよ。
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※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
さなかちゃんの行動にビックリした様子のまるさん、お友達が突然、人の家でおやつを凄い勢いで食べ出したら、確かにドン引きしてしまいますよね。