妻の思いが届かない。娘の世話が少しできるようになったくらいでいい気になった育児なめすぎ夫[82]|くまおのマンガ堂

前回のお話
妻かおりさんに内緒で会社の後輩白石さんに会っていたことがバレてしまったいちろうさん、「その女におだてられて、調子に乗って良いように使われてるってわかんないの?」かおりさんに言われて憤慨すると、「周りに気配りできるまじめな社員だよ」と反論するも「はっ!笑わせないで!その女がどんな人間か、私の方がわかってる」そう言うと「育休中の人間に仕事押し付けてる時点で終わってるっつーの!!」とかおりさんは凄みました。かおりさんの正論にいちろうさんは返す言葉がありません。

夫が育児をなめくさってる件[82]


「育休中の人間に仕事押し付けてる時点で終わってるっつーの!!」かおりさんの言葉に「・・・っ」顔面蒼白になるいちろうさん、すると「大体さ、今の家に、そんなことしてる余裕あると思ってんの!?」とかおりさんが切り出しました。

「そっ、それは・・僕だってちゃんと考えて引き受けたよ!」と答えるいちろうさん、「僕の育児だって随分できるようになっただろ!?かおりも認めてくれたじゃないか!!」必死に言葉を続けます。

「かおりだって、前みたいにイライラしなくなってるし、この家は十分うまく回ってるじゃないか・・!?」いちろうさんの言葉を聞いたかおりさんは「はぁぁぁ~・・ほんっとに呆れる」とため息をつきました。

そして「この家がうまく回ってるですって!?ちょっとこはるの世話できるようになったくらいの人に、そんなこと言われたくない!!」「ギリギリよ!!ギリギリ!!私が!!今も!!どれだけ無理してるか考えたことある!?」かおりさんが涙ながらに訴えました。

白石さんをかばういちろうさんに向かって「育休中の人間に仕事押し付けてる時点で終わってるっつーの!!」と言い放ったかおりさん、反論できずに黙っていたいちろうさんに「大体さ、今の家にそんなことしてる余裕あると思ってんの!?」いちろうさんに詰め寄ると、「僕の育児だって随分できるようになっただろ!?かおりも認めてくれたじゃないか!!前みたいにイライラしなくなってるし、十分うまく回ってるよ!」と答えました。それを聞いたかおりさんは「はぁ~・・ほんと呆れる。ちょっとこはるの世話できるようになったくらいの人にそんなこと言われたくない!!ギリギリよ!!私がどれだけ無理してるか考えたことある!?」目に涙をためてかおりさんが言いました。
表面的なお世話ができるようになり、育児はすべて網羅したと思い込んでしまったいちろうさん、やっぱりまだまだ育児をなめている、ということなのかもしれませんね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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