前回の話
まるさんが小学2年生の頃、お友達が遊びに来た時に出すおやつの減りがあまりに早くなったのを不思議に思ったお母さん、「最近お友達何人来てる?」とたずねるとまさかの1人!しかも同級生のさなかちゃんだけだと聞いて驚いたお母さん、さなかちゃんから「お母さんが厳しくておやつもマンガもゲームもダメ」だと言われたと聞き、もしかして食物アレルギーがあるからかも、と心配になったお母さんは、さなかちゃんのお母さんに連絡して確認することにしました。
母が私の友達に冷たい[7]
さなかちゃんが家ではおやつもダメだと聞き、食物アレルギーかもしれないと思ったお母さん、「お母さん、心配やから、さなかちゃんの家に電話して聞くわ!」そう言って、さなかちゃんの家に電話をかけることに。
「あ!こんばんはー。崖辺さんのお宅でしょうか」お母さんが電話に向かって話し始めました。
何やら話している状態のお母さんの背中を見つめながら「・・・」無言で待つまるさん。
すると「ガチャン」電話の音がしたので、「さなかちゃんどーやった?」まるさんがお母さんにたずねました。
「アレルギーは何もないって言ってたわ」と答えるお母さん、それを聞いて「よかったぁ!」まるさんは安心しました。
ただ、さなかちゃんがまるさんの家に毎日遊びに来ていると伝えた時の親の反応が・・「はあ。そうですか」で終了!!「え?」お母さんは驚くしかありませんでした。
そして「私も働きに出てるので、家には子どもたちだけでして・・うちにある市販のお菓子をいつも2人で食べてるんですけど、さなかちゃん食べ物のアレルギーとかないですかね?」とお母さんが伝えるも「ないです。何でも食べるのでお好きにどうぞ」さなかちゃんのお母さんが答えました。
その言葉を聞いたまるさんのお母さんは「お好きにどうぞ?これ、訳アリの子やな・・」ピーンッ!と早々に勘づきました。
まるさん家に遊びに来ては大量におやつを食べているさなかちゃん、ほぼ1人で食べていると知り驚いたまるちゃんのお母さんは、アレルギーが心配になりさなかちゃんの家に電話をかけました。「アレルギーとか大丈夫ですか?」とたずねたところ「ないです。何でも食べるのでお好きにどうぞ」そう言われたまるちゃんのお母さんは「これ、訳アリの子やな・・」とすぐに感づいたのでした。
まるちゃんのお母さん、鋭い!!さなかちゃんのお母さんの強いほったらかし感には、驚いて言葉を失います。
-------------------------------
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
8歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集コメント]ママ広場編集部
家ではおやつはもちろんマンガもゲームもほとんど全てダメ出しされ、人の家で大量におやつを食べるさなかちゃん、お母さんの言う通り、明らかに訳アリですね。