前回のお話
小さな頃からお母さんと「合わない」と感じているアサ子さん。実家を出てから距離を置いていたものの、アサ子さんの妊娠を機にお母さんと関わりができたことで、またしんどさを感じていました。アサ子さんがお風呂に入る間、息子のキラくんを見ていたお母さんが、勝手にキラくんを丸坊主にしてしまったことに怒りをおさえきれなくなってしまったアサ子さんは、それ以来お母さんの連絡は全て無視していたのですが、娘のことが気になるお母さんはお構いなしに「顔を見に来た」と突撃訪問してくるのでした。
実母がしんどい[10ー2完]やっぱり母は母だった
お母さんが玄関から出て行くと、アサ子さんはお母さんが置いていった紙袋に気づきました。
「ん?なにこれ?」と袋を開けてみると・・・
可愛い赤ちゃん用の帽子が入っていました。
口ではああ言っていても少しは反省しているんだとアサ子さんは思いました。
ですが、またチャイムの連打!お母さんだとすぐ分かり「なに!?近所迷惑!」と扉を開けるとやはりお母さんが立っていました。
「忘れ物したの!それ!その帽子!!イダさんとこのお孫ちゃんのプレゼント!じゃ、機嫌が直ったら連絡しなさいよ!」と帽子をアサ子さんから取り上げ出て行きました。
「マジで・・・なんなの。」
アサ子さんはやっぱり母は母だった・・・と思ったのでした。
どれだけ腹が立っても一生続く実母との関係・・・
反省してプレゼントしたものだと思ったらそうではなかったみたいですね。
これからキラくんが大きくなるつれトラブルも増えそうですね。
完
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi