前回のお話
母親とどうしても合わないと感じてしまうアサ子さん。自分勝手でいつも自分は正しいと思っているお母さんの言動にしんどさを感じていました。ある日、仕事と家事育児で疲れ切っていたアサ子さんを突然訪問したお母さんに息子キラくんを見てもらってアサ子さんは久しぶりにゆっくりお風呂に入ることができましたが、その間になんとお母さんが勝手にキラくんを丸坊主にしてしまいました。筆を作りたくてキラくんの髪を伸ばしていたアサ子さんは泣いて怒りますがお母さんは「なんだそんなこと」と悪びれる気配すらありませんでした。
実母がしんどい[10ー1]しつこい母
丸坊主の事件以来、アサ子さんはお母さんからの連絡はすべて無視をし、既読にすらしませんでした。
しばらくすると、チャイムを鳴らしながら「アサ子来たわよ~」と大きな声が聞こえてきました。
アサ子さんは「しらない」と呟き無視をしました。
中々出てこないアサ子さんにムッとしたお母さんはピンポンを連続で鳴らします。
あまりのしつこさにアサ子さんは「だーっ!!うるさい!!」と起き上がりました。
「なに!?近所迷惑でしょ!!」とアサ子さんは玄関を開けます。
「あんたがすぐに出ないからでしょ?」とお母さんはイラつき気味です。
アサ子さんが用件を聞くと「あんたが連絡よこさないから顔見に来ただけよ!」とお母さんはアサ子さんの様子を見に来たようでした。
勝手に坊主にしたことを少しも反省しないお母さんにアサ子さんはイライラが止まりません。
「今、私お母さんと話したくないんだけど。」
「いつまでいじけるつもり?誰に似たのかしら?この頑固もの。子どもみたい。じゃ、帰るわよ?」とお母さんは大きなため息をつきました。
心配して見に来てくれるのは嬉しいですが、どうしてこうなったのか分かってないお母さん。
アサ子さんとても大変そうですね。
次の話
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi