前回のお話
妻かおりさんに「これからも家族3人で仲良くやっていきましょう」と言われ、認められたと安心する夫いちろうさん、ホッとしていたところ、会社の後輩白石さんからスマホにメッセージが!「ん?メッセージ・・白石ちゃん!?は!?助けてください!?」「大丈夫!?何があったの?」と慌てて返信するいちろうさんを「返信早~い。ホントわかりやすい男。私の便利君6号!」とネイルをしながら呟く白石さんは、「すみませ~ん。どうしてもお会いしてお話ししたいんです」とメッセージを送り、それを見たいちろうさんは「助けてあげたいけど、そんな時間とれないよなぁ・・あ!!」と考え込んでいました。
夫が育児をなめくさってる件[69]
突然スマホに、「助けてください!」と会社の後輩白石さんからメッセージが届いたいちろうさん、なんとか助けてあげたいと思いつつ「そんな時間とれないよなぁ・・」と思っていたのですが、それから数日後のこと、「じゃあ行ってくるね」こはるちゃんを抱っこ紐で抱えていちろうさんは言いました。
「うん。本当にありがとう。気をつけてね」と、いちろうさんを送り出すかおりさんは、「本当に変わったな、いちろうさん・・」とその姿を見つめながら考えていました。
「育児にも積極的に参加してくれてるし、自分からこはるのお散歩担当するって言ってくれるなんて・・」そう思いつつ、「まぁ、まだまだ甘い所はいっぱいあるし、すぐ調子に乗るクセは治ってないけど、ちょっと見直しちゃった」いちろうさんがこはるちゃんの育児に積極的なこともあり、いちろうさんのことをすっかり見直すかおりさん。
「よし、今日はあの人の好きなハンバーグ作ってあげるか!」かおりさんがいちろうさんのことを思いながら、ごはんのメニューを考えていた頃、「白石ちゃん、今の僕を見て何て言うかなぁ」といちろうさんはドキドキしながら考えていました。
会社の後輩白石さんから「助けてください!」とメッセージが届き、「なんとか助けてあげたい」と考えていたいちろうさん、それから数日後のこと、こはるちゃんを抱っこ紐で抱っこした状態で「じゃあ行ってくるね」とかおりさんに声を掛けたいちろうさん、「うん。本当にありがとう。気をつけてね」かおりさんはそう言っていちろうさんを見送りました。そして「育児にも積極的に参加してくれて、自分からこはるのお散歩担当するって言ってくれるなんて」とすっかりいちろうさんを見直したかおりさんが「今日はあの人の好きなハンバーグ作ってあげるか!」と思っていた頃、「白石ちゃん、今の僕を見て何て言うかなぁ」いちろうさんは、白石ちゃんのことを思いながらドキドキしていました。
かおりさんがせっかくいちろうさんのことを見直したって言うのに、こはるちゃんを連れて出かけたいちろうさんの企みにかなり引いています。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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